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◆◆ガザ紛争以降 2008–2009-es Izrael–Hamász-konfliktus
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中近東FAQ目次

パレスチナ解放運動に参加し続けてるオッサン



 【link】

「FT」◆(2010/03/19)Gaza militants fire rocket into Israel

「FT」◆(2010/04/03)Israel mounts Gaza Strip missile attacks

「FT」◆(2010/05/31)At least 10 dead after Israel raids convoy

「FT」◆(2010/06/01)Calls for end to Israeli Gaza blockade

「Guardian」◆(2010/05/31)LIVE: Israel kills activists on Gaza flotilla

「Guardian」◆(2010/06/01)World reacts to Israeli raid on Gaza aid flotilla

「Guardian」◆(2010/07/12)Gaza flotilla: Israel braces for report

「kojii.net」:煽らないと反対できないの ?

「kojii.net」■戦争はなくせないが,抑え込むことなら

anneli>Planet Gaza September 2007
 ガザ地区の日常生活(2007年9月ごろ)

「militaryphotos」:Gaza Pics and Video
 ガザ空爆関連画像&映像スレ

「MURAJIの戯れ言so-net blog版」:今のイスラエルを日本に例えてみると

「tnfuk」:2008年12月ガザ攻撃

「tnfuk」:イラン領海で英国人拘束

「tnfuk」:イラン,英国人ヨットクルー解放との報道

「You Tube」:IDF Spokesperson's Unit

「WP」:U.N. Panel Accuses Israel, Hamas of War Crimes

「愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記」:ウィキペディアの「白燐弾」のテキストはどのように書き直されてきたか

「痛いニュース」:朝日新聞「ガザの悲劇―いつまで放置するのか.これは日本の責任でもある」
「はいはい,わしのせい,わしのせい」(by 日本)

「おおやにっき」:雑感

ガザ地区防衛flashゲーム

「火薬と鋼」■「妊婦を撃てば2人殺害」は,過去の実例がある

「週刊オブイェクト」:アムネスティ・ガザ報告書の根本的な認識の誤り

「週刊オブイェクト」:アムネスティから照明弾とフレシェット弾の件でお返事が来ました

「週刊オブイェクト」:アムネスティを妄信する人による無理矢理な弁護の数々

「週刊オブイェクト」:アムネスティを擁護しようと無理矢理に英文解釈を捻じ曲げる人

「週刊オブイェクト」:イスラエル軍は白燐弾を言い訳目的で使っている???

「週刊オブイェクト」:ガザ侵攻でイスラエル軍が白燐弾を使用

「週刊オブイェクト」:ガザ侵攻でクラスター爆弾が使われなかった理由

「週刊オブイェクト」:ガザで使用されたフレシェット弾について

「週刊オブイェクト」:ガザのDIME被害を証言した医師のトンデモ発言の詳細が判明

「週刊オブイェクト」:神浦さんの語る「謎の超兵器」白燐弾

「週刊オブイェクト」:綺麗な白燐弾と汚い白燐弾

「週刊オブイェクト」:国際赤十字が『イスラエル軍の使用した白燐弾は違法ではない』とコメント

「週刊オブイェクト」:照明弾から発生する熱を無視しようと無理矢理な人

「週刊オブイェクト」:照明弾と白燐弾を混同したアムネスティ報告書

「週刊オブイェクト」:人道兵器DIMEを新残虐兵器呼ばわりするデマ報道

「週刊オブイェクト」:日本テレビ「NEWS ZERO」が白燐弾で誤報

「週刊オブイェクト」:白燐弾が焼夷兵器制限条約で規制されていない事と,この条約の意義について

「週刊オブイェクト」:白燐弾が通常榴弾より殺傷力が劣る理由

「週刊オブイェクト」:白燐弾から強い毒性ガスが発生したと主張するデマ報道

「週刊オブイェクト」:白燐弾でイタリア紙ウニタが早速デマ報道

「週刊オブイェクト」:マスコミとネットがつくる超兵器「白燐弾」の恐怖と真実・・・軍事研究2009年4月号掲載記事

「週刊オブイェクト」:レジスタンスの使う化学兵器は綺麗な化学兵器?

「中東Today」:ガザ戦争と各国の収支

「日本語で読む中東メディア」:イスラエルのガザ攻撃

「日本語で読む中東メディア」◆(2010/08/06)イスラエル,拿捕したトルコ船を返還 (Zaman紙)

「マーケットの馬車馬」:イスラエルのしっぺ返し戦略


 【質問】
 今回,ガザをイスラエルが攻撃した動機は?

 【回答】
 「Times」紙のMick Smithは,2008/12/27付のその論説の中で,ハマスがロケット攻撃を行なってイスラエルを挑発したことのほかに,選挙対策が動機となっていると見ている.
 イスラエルの選挙はカディマのリヴニ党首(外相)とリクードのネタニヤフ党首(首相)とが接戦になっており,両者は強硬姿勢を競い合っているのだという.
 さらに,アメリカが史上稀に見るレイムダックになっているこの時期に,クリスマスというタイミングを狙ったのではないかとも示唆している.

 詳しくは同紙,および
http://nofrills.seesaa.net/article/111879807.html
を参照されたし.

 一方,2008/12/29付ガーディアン紙(by Ian Black)は,上述同様,イスラエルの選挙絡みであろうと指摘するとともに,バラク・オバマ就任前のこの3週間は,アメリカから外交的支援が得られる最後のチャンスだったことが動機のひとつだろうと見ている.

「イスラエルにとって有利な条件で,ハマス-イスラエル間の長期的停戦を確保する限定的な目的を持った動き」
という見方もある.
 2008/12/28付,ガーディアン紙において,イスラエルの軍事アナリスト Ron Ben-Yishaiはそのようにコメントしている.

 今のところ少数意見だが,核兵器に対する懸念を挙げている人もいる.
 ただし根拠が強いとは言えず,主張者自身も「かもしれません」程度に留めている.
 以下引用.

―――――――
 ところで,今回,イスラエルがハマス潰しに本気になっている背景には,イランの核開発があるのかもしれません.
 今年はイランがいよいよ核爆弾1発分の高濃縮ウランを入手する懸念があります.
 イスラエルはそれは絶対阻止に動きますから,戦争の可能性がマジであるわけです.
 日本のメディア解説を読むと,イスラエル政局の影響を重視する視点が多いようですが,それだけでもないような気がします.
いずれにせよ,今年は中東で大規模な紛争が起こる可能性があります.

―――――――「スパイ&テロ」,2009/01/06(火) 01:17:10付

【ぐんじさんぎょう】に加筆

▼ より明確にするなら,イスラエルは公式にこの軍事作戦の目標について,「パレスチナ武装勢力(事実上ハマスのこと)のロケット攻撃をストップするため」と述べています.
 簡単に見つかった国連の文書から:
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=29579&Cr=Gaza&Cr1=
> Israel launched a military operation in Gaza with
> the stated aim of ending Hamas rocket attacks against Israel.

 ただ,それだけではなぜ12月27日だったのか,なぜオバマ就任前だったのか,なぜイスラエル選挙前だったのかは,充分な説明ができないんですが.

nofrills by mail

「勝手に仕掛けて勝利宣言(停戦宣言)をして勝手に終わらせた」
と書くと,ネットで珍説を唱える輩と同じように思えてくるのは気のせいだろう(オイ)

ぎんなんそう in mixi,2009年01月20日 20:27

むしゃくしゃしてやった
ハマスなら何でもよかった
今は戦果拡大している

zen in mixi,2009年01月20日 17:09

ガザ地区位置
(こちらより引用)


 【質問】
 ハマスからの攻撃を受けているステロッドとは,イスラエルにとってはどんな地域なのか?

 【回答】
 2009/1/21付,ハアレツ紙(By Avirama Golan)によれば,スデロットに対するイスラエルの他の地域からの目は,決してあたたかいものではなかったという.
 幼い子供たちといっしょにそんなに危ない地域に住んでいるなんて,親がどうかしているといったことを言われ続けていた,と.
 記者でさえ,根拠もなく,スデロットから出て行ける人はとっくに出て行っていて,今残っているのは不運にもほかに行き場のない人たちなのだという感情を共有しており,スデロットの人たちは,パレスチナ人のような憎悪の対象ではないけれども,いずれにせよ顔のない,声もない存在なのだ,と同記事は述べている.

 詳しくは同記事および
http://nofrills.seesaa.net/article/112995793.html
を参照されたし.


 【質問】
 ガザ紛争におけるイスラエル軍の軍事的目標は?

 【回答】
 08:23 28/12/2008付,「ハアレツ」紙(by Uri Blau)
によれば,IDFの戦死者を最小限に抑えつつ,「ハマスの軍事力を20年前のレベルに低下させる」ことだという.
 IDFの南部コマンド司令官によれば,ハマスの兵力はいまや数千人に達し,イスラエル軍の相対的優位を減少させつつあったという.
 詳しくは同記事を参照されたし.
 ただ,開戦後のハマスへの支持急増を見るに,一時的には減少させることはできるだろうが,停戦後には間違いなくすぐに勢力を回復させるのではないか?としか思えないのだが.

【ぐんじさんぎょう】,2009/1/17 22:39
に加筆


 【質問】
 ガザにおけるイスラエルの軍事行動が,ハマスの活動を抑えることができるようには思えないのだが.

 【回答】
 コラムニストのDavid Brooksによれば,暴力が暴力を常に呼び起こすとは限らず,時には暴力を抑止することもあるという.
 彼はハマス指導者のランティシやヤシンの暗殺,2006年の第2次レバノン紛争における,Dahiya 地区のヒズボラの指揮統制構造の破壊を例に挙げ,これらは短期間ではあるがテロ活動の減少に貢献したと述べる.
 そしてこのゲームでは,どれだけ破壊したかよりも,どんな心理を相手に与えたかのほうが重要だという.
 2004年にイスラエルがハマスに対して見せつけたように,イスラエルの攻撃力と諜報能力が,自分たちよりも上を行っていると思わせれば,それが抑止力になるという.
 逆に第2次レバノン紛争のように,イスラエルなんか怖くないと思われれば,それを喪失するとしている.

 詳しくは2009/1/5付,ニューヨーク・タイムズ紙を参照されたし.

 かつてアルビン・トフラーはパワー・シフト論において,敵を物理的に叩くことより,情報中枢を叩くことが重要になるだろうことを予見したが,ブルックスのこのコラムは,情報中枢を心理に置き換えれば,それに似ているように愚考する次第.

 あるいは「兵は詭道なり.心攻むるを上策とし,城攻むるを下策とする」のヴァリエーションか.


 【質問】
 ガザ地区においてイスラエルは,どのような手段をもって情報収集を行っているのか?

 【回答】
「Strategypage」:INTELLIGENCE: Plans Collide In Gaza(2009/1/3)
によれば,パレスチナ人の間に張り巡らせた情報ネットワークによるという.
 パレスチナ人は金銭や医療その他の報酬と引き換えに,イスラエルへ情報提供を行っているという.
 また恐喝などの手段がパレスチナ人に対して用いられることもあるという.
 もちろんUAVを常時飛ばしてのシギントも行われている.

 ハマスなどの武装組織は,その事実を知っており,イスラエル情報網を排除しようと試みてきたが,うまくいっていない,と同ページは述べている.


 【質問】
 SDBとは?

 【回答】
 2009/1/1付,「strategy page」によれば,SDB(GBU-39)は,爆発力を抑えつつ,6フィートのコンクリートを貫通する精密誘導爆弾.
 ミサイルのような外見をしており,より効果的な誘導システムを弾頭に装備し,翼を展開することで,長時間の滑空が可能になっているという.
 イスラエル軍はこれを2008年8月に,1発当たり77,000$で購入していた,と述べられている.

 詳しくは同ページを参照されたし.


 【質問】
 イスラエル軍による,空爆直前の警告とは,どのようなものなのか?

 【回答】
 2009/1/3付,ガーディアン紙(by Hazem Baousha)によれば,これはイスラエル軍による「人道的配慮」のほか,心理戦の一環をも兼ねていると見られている.
 具体的には空爆数分前に,その家の人物に対して電話で警告を行う他,パレスチナのラジオ放送の妨害も行っていると言う.
 また,ガザのパレスティナ人権センターの弁護士によれば,警告電話を受けた数百軒の家のうち,実際に爆撃されたのは37軒のみだという.

 詳しくは同記事を参照されたし.

 また,2009/1/3付,ハアレツ紙によれば,イスラエル軍は音響弾というものも使用しているという.
 これは音だけの爆弾またはミサイルで,実弾による空爆の10分前に,爆撃対象となる家屋に投下または発射し,それによって一般市民に対して警告しているのだという.
 詳しくは同紙を参照されたし.


 【質問】
 「命綱のトンネル網」とは?

 【回答】
 ハマスが武器・物資の密輸入に使用している,エジプト国境のトンネル網.
 武器弾薬の密輸のみならず,ガザの住民たちはあらゆる物資の調達を,これらのトンネルに依存していたという.
 ガザ空爆において,イスラエル空軍が投下したGBU-39爆弾により破壊されたが,民需だけに使われていたならともかく,軍需物資の密輸にも使われていた以上は,爆撃されても文句は言えない.

 【参考ページ】
2009年1月 6日,Wired Vision

▼ なお,2009年3月30日にはシンベトの長官が,「戦争後,ハマスはすでに数十トンの爆薬や武器をガザに密輸している」と閣議報告したという.(P,H,Y)▲


 【質問】
 ラファの密輸トンネルは,どのような構造になっているのか?

 【回答】
 アル・アラビヤTVで2009年2月2日と4日に放映されたところによれば,トンネルは,エジプト側ラファとパレスチナ側ラファの分離壁から200~500メートルのところにある.
 中には境界から100メートルしか離れていないものもある.
 地底までは20メートル.

 一種の変圧器でエンジンの馬力を高め,トンネル内の土砂を除去している.
 また,空気は地上の発電機で送風し,パイプでトンネルへ送られる.

 爆撃などにより落盤事故も多発しているが,それでも2万人がトンネル事業に従事してきたという.

 出口の約10m手前でパイプを地表へ突き立て,外の人と接触する合図とする.
 パイプがエジプト軍の戦車のすぐ横につき出たこともあったが,気づかれなかったという.

 1000本ほどのトンネルがあったが,ガザ紛争では殆んど破壊されたという.
 ……情報,だだ漏れだな.

 詳しくは
MEMRI,2009/2/23付
を参照されたし.

▼ ちなみに2008年10月12日には,トンネルで爆発があり,2人が死亡している.

 2009年4月7日には,ハマスは射程70キロのイラン製ミサイル「ファジル」など高度な武器をガザに搬入するため,大型の密輸トンネルを建設中か,としてIDFの関係者が懸念を表明した.(P)▲


 【質問】
 ガザ地区住民は,なぜ密輸トンネルからの物資に依存していたのか?

 【回答】
 2008/12/28付,ガーディアン紙(by Peter Beaumont)によれば,ガザがイスラエルによって経済封鎖されているため.
 援助は散発的で,世界銀行が2006年12月に警告しているように,封鎖はトンネルからの密輸品に依存することを余儀なくさせ,インフレが急加速し,従来のガザの経済を破壊しているという.
 しかも皮肉なことに,ハマスはその密輸で儲けているという.

 詳しくは同紙を参照されたし.

ガザ北部地域の遮断壁で使用されている,マガフを改造したスコーピオン機動警備塔
idf100624.jpgへのリンク
idf100624b.jpgへのリンク

 ・・・各国次期主力戦車(戦闘車)動向スレッド@2ch.で,「シオン脅威のメカニズム」とキャプションがついてて,ひでーと思いつつ,笑ってしまったのは内緒です.

ガ・チャー・de・畜生 in 「軍事板常見問題 mixi別館」
2010年06月24日 01:44

青文字:加筆改修部分


 【質問】
 イスラエルによるガザ封鎖は,ガザの経済にどれほど打撃を与えているのか?

 【回答】
 2008/3/6付,BBC Newsによれば,深刻な貧困と物資欠乏を生み出している模様.
 同ページより,以下に例を挙げる.

――――――
・ガザ地区のパレスチナ人の80パーセントが,人道支援に頼っている.
 国連の食糧支援を受けている人は,人口の4分の3にあたる110万人.

 UNRWAに頼っている世帯の数は,1999年以来,10倍になった.

 2007年6月から9月の間で,世帯の月収は22パーセントも減少した.
 一人当たり1日1.2ドル以下の収入しかない世帯数は,55パーセントから70パーセントに増加した.

・過去6ヶ月の間にほとんどの商業が立ち行かなくなり,ガザの工業の95パーセントは輸出入の制限の結果として機能停止状態にある.
 失業率は40パーセントに迫っている.3,900軒の工場のうち3,500軒が閉鎖されており,民間企業の分野で75,000の雇用が失われた.

封鎖とは直接関係しないが,農業も,イスラエルが繰り返し侵入して畑や温室を破壊することで打撃を受けている.
 イスラエルは,40センチ以上の丈になる作物は,栽培が許可されないのだと主張している)

・イスラエルは,燃料や機械の部品,セメント,技術支援,衛生用品のための脱脂綿など,支援機関が要請する基本的な人道支援物資を特定して,ガザ地区への搬入をさせていない.
 ガザ地区からの出入りはほとんど不可能で,食料や水の供給,下水処理,基本的なヘルスケアももはやあって当然のものではない状況.
 食料価格は上昇しつつあり,小麦粉,乳児のミルク,調理用の油が徐々に欠乏しつつある.

 2005年11月にイスラエルとパレスチナの間で合意がなされたにもかかわらず,国境をまたいだ移動は許可されていない.
 2006年には,平均して,毎日12台のトラックがカルニ検問所を通過しているが,予定されていた数には遠く及ばない数値である.
 ガザへの物資輸送は1日あたり250台が想定されていたが,それが45台しかないのが実情である.

・イスラエルは,EUが供給する産業用ディーゼルを週に22万リットル,ガザ地区に入れることを許可しているが,それでは主要な発電所を100パーセント稼動させるのに足りない.発電量は20パーセント減少し,病院,上下水道など公共の施設に影響があると考えられる.

・水を汲み上げるポンプを動かす電力がないため,ガザ地区の人口の25から30パーセントは自宅に水道がなく,毎日300から400万リットルの下水が処理されぬまま海に垂れ流されている.

・病院にも1日あたり8から12時間電気が来ないので,発電機に頼っているが,ディーゼル燃料が不足している. 発電機の部品も手に入らない.

 (医療設備が不十分な状況にある)ガザ地区の外に出ないと助からないケースについては,2007年12月には全申請の64パーセントしかイスラエルに許可されず,多くの患者が死亡することになった.

・ガザ人口の56パーセントは子供だが,学校に通えなかったり,学校が満足に機能していなかったりする.

仮訳;tnfuk
――――――

 ゲリラ戦は「人民の海の中に隠れる」ことを特徴とするが,イスラエルのこの施策は,「人民の海」そのものを枯らそうとする試みのように思える.
 アフ【ガ】ーンではソ連軍が武力で村落を破壊することで,それを達成しようとしたが,世界が注視する中東では武力による「海枯らし」は困難なので,経済封鎖によってそれを達成しようとしているのではないかと愚考する.


 【質問】
 ガザ紛争において,なぜイスラエル軍は大学なども爆撃したのか?

 【回答】
 2008/12/31付,「Time」(by Tony Karon)によれば,イスラエル軍はこの攻撃でハマスによるロケット攻撃を防げるなどとは考えておらず,代わりにハマスに,ロケット弾攻撃に対する代償を払わせるのが狙いだという.
 そのため,大学,警察,自治政府の施設,ハマス指導者の私邸を攻撃し,自治政府の政府機能を失わせようとしているという.
 詳しくは同記事を参照させたし.

 ただ,今回の攻撃ではイスラエル軍はYouTubeに公式ページを立ち上げるなど,プロパガンダも重視している.
 一方で,「代償を払わせる」といったアバウトな目的で,確実に評判を落とすような無差別のインフラ破壊など行っている,とするのは行動が互いに矛盾しているように思われるので,同記事の信頼性にはその点で疑問の余地もある.

【ぐんじさんぎょう】,2009/2/9 00:17
に加筆

▼ 実は,病院などをハマスが目的外使用しているとする主張は,パレスチナ側からも出ている模様.
 2/8付イディオット・アハロノットによれば,ハマスが病院を占拠してファタハ系住民の監禁と拷問に使っており,病院の業務にも支障が出ていると,自治政府の保健相が