c

「アジア別館」トップ・ページへ

「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ   サイト・マップへ

◆◆総記
<◆日本 目次
東亜FAQ目次


(画像掲示板より引用)


◆◆総記


 【link】

21世紀研究会

「D.B.E. 三二型」(2011/04/24)◆ゴルゴ13が高松市内に初潜入 食事シーンに期待高まる
>うどんの大地で一体何が始まるのか…!

Edwin O. Reischauer Institute of Japanese Studies (RIJS, ハーバード大学ライシャワー日本研究所)

「kojii.net」■(2013/05/20) 勝利病アクセラレータ
>実は,これまで「日本が悪いということにしておけばとりあえず正義」という風潮が目立っていたことに対する反発が,追い風を得て目立ち,ついでに暴走するようになっただけなんじゃないかということ.

「tnfuk」:寿司・スシ,うるせえ!

「VIPPERな俺」:皇室スゲー!って思えるような話ってないか?

朝目新聞」●日本に敵の攻撃が迫るか,武力攻撃が発生した時のサイレン

岡崎研究所   

「俺の邪悪なメモ」◆(2010-03-07)This is 表現の自由!(映画『天皇伝説』を観て)

「カゼタカ」:日本ってガチで戦争したら強いの?

北大路機関  

朝雲出版社

「日経ビジネス」:(2010/01/25)政界再編への期待感と軌を同じくする「自衛隊活用」の議論

「暇は無味無臭の劇薬」◆(2013/04/30) 「外国人が自国で有名な日本人を挙げていくスレ」海外の反応

●書籍

『教科書・日本の安全保障』(田村重信・杉之尾宜生編著,芙蓉書房出版,2004.3)

『教科書・日本の防衛政策』(田村重信・佐藤正久編著,芙蓉書房出版,2008年4月10日)

 〔略〕
 本著は『教科書・日本の安全保障』(田村重信・杉之尾宜生編著,芙蓉書房出版,)の後継書とされます.

 しかし,ひげの隊長こと参議院議員の佐藤正久退役1佐をはじめとする軍人が編集に参画されたせいか,前著とは比較にならないくらい完成度が上がっています.

 内容も無味乾燥な法律論議に終わらず,養分を吸収しやすい具体的かつ有機的な内容です.
 図表が多く読みやすい.読んでいて面白いです.

 あわせて,わが自衛隊の歴史,背景,政治とのかかわりをここまで総合的かつコンパクトに記述した本を,わたしは知りません

 これまでずっと
「何故わが国には権威ある自衛隊史が存在しないのだろう?」
と疑問に思ってきましたが,本著は十分その役割を果たすことができるでしょう.
 「自衛隊なるものの本質を国民が知るため最も有益な本」といってよいかもしれません.
 「自衛隊なるものの特殊性」を学ぶ教科書としてもお薦めできます.

 それともうひとつ感じるのは,海外諸国との比較がふんだんに出てくることです.
 たとえば情報保全に関することでも,これまではおそらく専門家でないと把握していなかった各国制度の比較があり,大変ありがたいですね.
 この点は従来の類書に例を見ない,画期的なところで,「そうそう,こういう話を知りたかったんだよ」と思う箇所に私は多々出会いました.

 〔略〕

 本著の目的は,国防に関わる政府の公式見解を事実を通じて正確に理解・把握するという点にあります.
 文面は,簡潔明瞭に事実と説明を短文で記載したものです.

 この種の本は普通,読んでいて眠くなり「つまらないけど大切だからがんばって読む」ところがあるものです.
 でも本著からはそういう印象を受けません.
 これは実に不思議です.

 理由としてあげられるのは,わたしが思うに,要所要所に差し込まれている<参考>の存在と,先ほどもあげましたが「海外との比較」です.
 特に,「海外との比較」は大きいように感じます.
 一般国民が普通の生活をしている限り,海外の国防政策について知るところはほとんどありません.

 でも,たとえば,ドイツの非常事態法案(1968年)に関し,当時の西ドイツ政府が国会に提出した「提案理由書」の一部,
<(前略)平時における国家組織が必然的に担っている鈍重性は,非常事態においては国家存立の危険を招きかねない.(後略)>(P149)
といった言葉に出会うと,それだけで読む意欲がもりもり湧いてきませんか?

 こういう体験を繰り返しできる本なんですよね.
 〔略〕

―――おきらく軍事研究会,平成20年(2008年)4月18日

『皇居前広場』(原武史著,ちくま学芸文庫; 増補版,2007/12/10)

 明治中期から現代までの「皇居前広場」の様子,儀礼・行事での使われ方など.
 その催しに参加した人々の手記がマメに集めてあります.
 昭和に入ってから,親閲式のくだりは読んでてドキドキしますな.
『天皇陛下の概念が昔と今とは大部変わっている.
 昔は,我々が近寄る事も拝する事も出来ない,雲の上の最高のお方としてであったが,今では日本の民草と名付く者等は,総て尊き龍顔を拝することが出来る.
 我らが元首としての聖上陛下である.・・・』
(高校生の手記)
 なんつかこう,「君臣一体」はただのスローガンでなくて,実感できる場があったんだー,へーという.

 敗戦後,人民広場となって赤旗が入ったりエロ広場と化したりの辺りも興味深かったです.

------------軍事板,2003/05/04

『国防の論点 日本人が知らない本当の国家危機』(森本敏・石破茂・長島昭久著,PHP研究所,2007.3)

 〔略〕
 読んで感じたことは,森本さんと現役政治家お二人との明白な温度差でした.
 国防に関する政治の実態は,我々が想像する以上の「トンデモ」世界みたいです.
 森本さんなど「防衛当局が説明資料を持っていっても,それを読んで誰も理解できない.資料の最後に別添している図表類もよく理解できない.基礎がないからです・・」と述べておられるほどです.

 問題なのは,そういう状態で公人として話をすることなんですよね.
 これは政治のみならず背広官僚でも同じことです.

 そういえば,ある元幹部[退役将校]の方は「知ったかぶりする内局の連中の言葉で,何度煮え湯を飲まされたことか・・」とおっしゃってましたね.

 森本さんに比べて政治家のお二方は,「現行法」の枠内でしか話せない限界でしょうか,分析は立派ですが,「で,どうするの?」という点でいまいち迫力に欠けます.
 〔略〕
 こういう政治を作ったのは我々ですね.
 国民の軍事への無知・無関心が,政治のこういう体たらくを生み出した元凶といえると思います.
 ですから,国民レベルで軍事を理解・把握する必要が,いま求められているのだと考えます.

 〔略〕
 いろいろ書きましたが,大変貴重な内容を,当事者がホンネで語っている,
 記録としても価値あるほんとに素晴らしい本です.
 それでいて全ページ数が200ページに満たないコンパクトさも,おすすめできる大きな理由です.
 〔略〕
エンリケ航海王子 in おきらく軍事研究会,平成19年(2007年)3月2日

『知っておきたい!! 自衛隊100科』(防衛弘済会,2007/12/14)

〔略〕

 本著は,現在のわが自衛隊に関する基礎知識を一冊の本に凝縮したもので,「わが自衛隊事典」といって差し支えない内容です.
 メルマガをお読みになっておられる方の中には,
「大きな声ではいえませんが,実はわが自衛隊のことをあまり知りません.もっと知っておきたいです」
という方も多いかと存じます.
 そういう方には,基礎知識がなくても理解できる少しオシャレな教科書として役立つでしょう.
 「一家に一冊」ぜひ置いていただきたいですね.

 副題にもあるとおり,本著は「防衛省・自衛隊の「今」を知る100項目をこ,の一冊に網羅」というコンセプトの下で創られています.
 各項目は書き手が異なり,完全に独立しています.
 どの項目から読んでも構いません.

 正直申し上げて,「もう一歩突っ込んで書いて欲しかったなあ」という項目はあります.
 しかし,お茶の間でニュースを見ているご家族が,本著の周りでわいわい言いながらわが自衛隊を話題にできる「安心感と総合性」を持つ内容に仕上がっているとの印象を持ちます.

 ここまで総合的にわが自衛隊の現況把握ができる本が出たのは,本邦初と思います.
 資料としても大変貴重な本だと思います.

 たとえば「広報・イベント」の「092 広報施設」では,陸海空の施設が見開きで一覧できます.
 俸給表もありますし,防衛記念賞や徽章の写真つき解説もすべて一冊の中に収められています.

 こういう網羅性・総合性に基いたわが自衛隊紹介って意外にないんですよね.
 読み手には実に便利です.

 〔略〕

・これ一冊でOKという総合性
・見たい項目を自分で選べる自由度の高さ
・信頼できる執筆者の解説

という三点で,「現在の」わが自衛隊を理解したい方すべてにお薦めできます.

 本著の発行元の防衛弘済会は,自衛隊の広報誌『セキュリタリアン』を製作発行していたところです.
 本著の作成に当たったライターとカメラマンは長年にわたって『セキュリタリアン』に関わってきたベテランの方々です.

 おススメです.

―――おきらく軍事研究会,平成20年(2008年)3月22日

『日本の戦争常識のウソ』(保阪正康著,アスコム,2008.12)

 安定した内容.
 Q&A形式で解りやすく日本の軍事,文民統制,昭和史などを説いてる.
 最近話題の田母神問題にも言及されており,バラエティ番組を見るよりは,この本を読んだ方が数千倍有意義に時間を使えるものだろうと思う.

 ただし,保阪は「日本軍は最悪で評価はゼロ」という結論ありきで始まってるように感じられるからな・・・.
 知識は豊富なんだろうし,面白い話を発掘してくるから,参考に読むけど,小ネタ発掘はともかく,大きい話をさせるとつまらなくなる人だよね.

 まあ戦前,戦中の話はともかく,現代の議論(自衛隊の問題とか,国防の問題とか)では,かなりバランスとの取れた感覚有してると思うよ.
 小ネタ発掘という面からいうと,むしろ仮想戦記書き必読かもしれない(笑)

――――――軍事板

『日本の戦争と平和』(石破茂&小川和久著,ビジネス社,2009.6)

『日本の戦争力』(小川和久著,新潮文庫,2009.4)

『日本防衛のあり方』(江畑謙介著,ベストセラーズ,2004.9)

『日本を救うには,軍事クーデターしかない 全ての国会議員を死刑に!』(長田鬼門著,ザイディアジョン,2011.8)

 中国脅威論を煽ってるだけの本なので,軍事的には読む価値が無い.

 クーデタに関しては,最終章で

1. (既述の様に)中国が脅威となっているので,日本はそれに対抗しなくてはならない
2. 対抗するためには,非効率的な日本のシステムを改革する必要がある.
3. 改革の具体的な方法は,公務員の削減と国会・地方議会議員の削減.
4. しかし,改革には相当な抵抗が予想される.
5. ところで,近現代の日本史上で,大きな改革がなされたのは,明治維新とGHQによる占領のときであった.
6. つまり,抵抗の排除には軍事力が必要である

という論旨の下で,些か唐突に主張される.
 クーデタの具体的な内容については,一切触れられていない.

――――――軍事板,2011/08/06(土)
青文字:加筆改修部分

『防壁』(真保裕一著,講談社文庫,2000.6)

『無防備列島』(志方俊之著,海竜社,2006-06)

『森本敏の眼』(森本敏著,グラフ社,2005.4)

『有事に備える 元グリーンベレーの実戦的提言』(三島瑞穂著,かや書房,1998.1)


 【質問】
 最近の日本の安保情勢を調べる際,防衛白書等の公刊資料の副読本として良い本をご存知でしたら教えて下さい.
 日本の防衛の,主に法律や政治制度の上での問題点について調べたいのですが,恥ずかしながら防衛白書や新聞だけではいまいち把握できません.

 【回答】
 その段階ならwikipediaじゃね?
 軍事の最新情報にこだわるなら,『軍事研究定期購読か,kojii.netの「今週の軍事関連ニュース」からスタート.
 法曹的な問題は大局から細部まで多岐に亘りすぎるので,まず興味の中心のアタリをつけろ.
 有事法制は批判的考察とやらをやりたがるアレな本が多いが,森本敏ならおkじゃないかと.
http://www.amazon.co.jp/dp/4569626505

75 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2009/09/16(水) 16:17:38 ID:???

 有事法制なら梅林宏道だろJK


76 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2009/09/16(水) 16:51:33 ID:???

 ワロタ


79 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2009/09/16(水) 19:00:36 ID:???

 それに突っ込めるようになったら,初心者卒業ということですねわかります.


80 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2009/09/16(水) 20:26:40 ID:???

 久々に梅林をググったら「梅干し」がヒットした件

軍事板,2009/09/16(水)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 日本で国防上,欠けているものは何か?

 【回答】
 松村劭によれば,
「国防の基本方針」に戦略も目標もなく,
「防衛戦争計画」がなく,
戦闘消耗に基く「戦力動員計画」もない
ことだという.

 以下引用.

 では,いったい何が不足していて,どこが問題なのか.

 まず第1に,「国防の基本方針」の改正に事実上全く手がつけられていないこと.
 今回の大綱も1957年に制定された「戦略も目標もない国防の基本方針」の枠を出ず,現状変化に対応する政策が羅列されただけだ.

 第2に,「防衛戦争計画」がなく,戦闘消耗に基く「戦力動員計画」もない.
 過去の防衛大綱は,不測事態を除いて実際に戦う事は「いっさい考えなかった」のだ.
 例えば,作戦機のパイロット数は保有機数の3倍以上を,現役で確保しておくのが世界の常識だが,これまでの防衛大綱では1機につき1.5人未満,
 現実の戦闘を全く想定しない,「日本が戦うことはない.なぜなら憲法によれば,すべての諸外国は友好国であり,日本に侵略する可能世はないのですから」という特殊な常識に基いていた.
 〔略〕

 実は,今回の防衛大綱改定は,米国の北朝鮮作戦計画から大きな影響を受けている.
 米軍は「米韓合同作戦計画5027」として,「1週間以内の北朝鮮の核戦力破壊」を明記している.
 イージス艦4隻にSM3を搭載,陸上自衛隊にPAC3ミサイルを装備という戦略ミサイル迎撃(MD)システムの導入や自衛隊単独の対ゲリラ・テロ作戦は,これらに対応したものだ.
 〔略〕
 国防とは国益を前提に考えるものであるが,米国と日本の国益は,それぞれ当然別物である.
 また,脅威に対しては,可能性と公算の2つを峻別して考えなければならないが,北朝鮮によるミサイル攻撃は,可能性はあるが公算は非常に低い※.
 MD以前に,脅威対応型ではない国防戦略を根底から考え直す必要がある.

 では,必要な戦略とは何か.

 まず第一に「国防線」の明示である.
 国土を戦場にしないために,どこの国でも国境線の外側に「国防線」を引き,そこと国境線の間の地帯を戦場と想定した戦略を考える.
 これは世界の常識であり,国防線という概念をいまだ持たないのは日本くらいなものだ.
 例えば中国の国防線は,日本列島から琉球諸島外側に引かれた第1列島線と,マリアナ諸島外側に引かれた第2列島線である.
 領海侵犯をした中国原潜の航路と比較すれば明白だが,中国の国防線ははっきりと対米戦を想定したものだ.
 むろん,「うちの国防線はここですよ」と対外的に発表するバカな国などないが,各国の国防線の存在は,暗黙の了解として互いに認識し合うものである.
 では,日本の国防線はどこか.
 同じく海洋国家である英国では,16世紀末にスペイン無敵艦隊を破ったドレイク提督が,
「英国の国防線は,英国の海岸でもなければ,海峡の真ん中でもない.それは大陸側の港の背中にある」
との発言をしている.
 港の背中とは,港を陸上から攻撃するため,戦術的に最小限必要とする地域である.
 日本の場合も同様だ.

 第2に,広く応用性がある基本的な戦闘形式としての「戦闘ドクトリン」に基いて軍事力を整備する.
 戦闘ドクトリンとは,わかり易く言えば「得意技」である.
 「海洋国家」としての得意技を発揮するには,まず制海権の確保が第1義となる.基地と海・空軍力を強化し,周辺海域の制空・制海権の支配と対岸を封鎖した上で,遠征陸軍による「ヒット・エンド・ラン」作戦で対応する.
 これが海洋国家の軍事戦略の基本である.
 英国では,戦時陸軍の正式名称は「イギリス陸軍遠征軍」であるが,これは本土を戦場にするのではなく,遠征することが陸軍の前提であるからだ.
 遠征部隊が沿岸で攻撃して退却する「ヒット・エンド・ラン」は,古代ギリシアでアテネがスパルタに使用した戦法だが,今日の米軍の「フロム・シー戦略」はまさにこのとおりである.

松村劭 in 「SAPIO」 2005/1/19-2/2合併号,p.37-38


 【質問】
 アメリカに占領されて韓国,ロシアには既に領土侵略されて,北朝鮮には人身テロされて,中国,オーストラリアに宣戦布告か.
 日本て実は世界的弱国だろ?

 【回答】
 質問であるならば,アメリカとは双方数十万人以上の戦死者を出した戦争である上,ロシアは敗戦近くの末期に不可侵条約破棄したうえに,降伏後も攻撃をしかけてきて占領,
 韓国との件は,日本がGHQによって軍隊が解体された後,警備力すらまとまってない時期の不法占拠.

 ……と,単に防衛力が弱っている時期にされた事で,それで弱国というのは,それらの国は大した強国ですな(アメリカはまだしも)としか言えませんね.

 中国とオーストラリアからは宣戦布告した事実もされた事実もありませんし,北朝鮮の人身テロも韓国も同じ事を,むしろ日本より被害人数は多いわけですが,それでは韓国が日本より遥かに弱国という事になってしまいます.
 そういう侮辱は,韓国に対して失礼ですよ.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【珍説】
 武器を持って戦うのが戦争なら.日本は近隣国と戦争をしても勝つ見込みはありません.
 朝鮮半島の人々の熱さ,中国の国土と人口.
 ミサイルを日本が撃ってもとてもかなわない.

ぼたんの花 in 「週刊オブイェクト」コメント欄

 【事実】
 精神力じゃ戦争には勝てんよ.
 それは日本が先の大戦で証明した事さ.

>朝鮮半島の人々の熱さ

 だからどうした,戦争はスポーツじゃない.
 熱けりゃ勝てる?
 逆だ,戦争をやるならクールでなければいけない.

 朝鮮は歴史上,単独で戦争に勝利したことが無い国家だ.
 実績が物語っている.

>中国の国土と人口

 で? こちらは中国大陸に攻めこむ気は無い.
 ならば国土の広さも人口の多さも関係が無い.

>ミサイルを日本が撃ってもとてもかなわない.

 貴方は現代戦争について一から勉強し直して下さい.(

JSF in 「週刊オブイェクト」コメント欄,2004年09月19日 23時53分13秒


 【質問】
 冷戦期の北海道防衛についてしらべてるんですが,ソ連軍北海道進攻を描いた小説で,お勧めってありますか?
 もしくは,当時の防衛体制がわかる専門書でも可.
 バトルオーバー北海道は既読なんですが,書籍で何かいいのがあれば,と.

 【回答】
 もう読んでいるかもしれないけど,「仮想敵国ソ連 われらこう迎え撃つ」はどうだろう?

 または,もう何度も出てるけど「本当の戦車の戦い方」かな.
 富良野の連隊長が書いた本だから,書中の仮想戦記は当時(90式配備直後)の防衛計画そのままだと思う.

 冷戦真っ只中の頃,二見書房の第二次世界大戦シリーズをよく読んでいたなあ.
 その中に北海道侵攻だけでなく新潟侵攻ものもあって,後者はソ連軍に東京を占領されて,日本人民共和国が誕生する内容だったような.

 ここのエピソードとしては,ソ連軍の攻撃を何日も食い止めていた陸自の陣地で,指揮官がトイレに行く時に,威厳を示しながら堂々と移動したら部下が,指揮官が陣地を放棄して逃げようとしていると勘違いして,雪崩のように隊員が逃げ始めてしまい,頑強だった陣地があっさりと崩壊してしまったり,64式フルオートで撃つ時「6発連射」(8発だったか?)と言って撃つと,上手い具合にその数だけ撃てるとか,そんな内容が書かれていたと思う.

軍事板,2011/11/12(土)
青文字:加筆改修部分

 普通に当時の雑誌(戦車マガジンなど)を漁る,という方法でも良いと思うけど,絶版書籍から調べるとなると,サンケイ出版から自衛隊物で数冊出てるのを最近知った.
 自分が買ったのは『海上自衛隊の戦略』ってのだけど,補給や哨戒密度に気を配って書かれている.
 そういう所は,現在の写真やCGで埋めがちな書籍にも真似して欲しい位.

 勿論海ネタなので,北海道の陸自などは対象外なのだが,ひょっとしたら同じ文庫で陸や空も出ているかもしれない.

 変り種で,この間見つけたのは,正論1975年9月号の自衛隊特集.
 誌面の半分程割いてて,軍研かと見紛う構成だった.
 北海道への侵攻シミュレーションと,第7師団への取材記もある.
 当時ちょっとミリタリーに詳しい人達が,どのように受け止めていたのかを知る上で,とても価値がある.

 ちょっと意外だったので紹介するけど,自衛隊草創期の方が夜間演習や騒音に対する理解があったそうだ.
 旧軍の経験から,その延長で眺めていたからだと.
 しかし70年代ともなると,全林野労働組合の反対で,一般の山野をおいそれと使えない,なんてことも書かれてる.

岩見浩造 ◆Pazz3kzZyM : 軍事板,2011/11/12(土)
青文字:加筆改修部分

 ただし,岩見浩造なる人物の情報は,(1)自作自演さえ行うなどして,(2)無意味で過剰な攻撃性を見せ,(3)事実無根の言いがかりも,無視できない数含まれる――といった点から考えて,バイアスが強いと推測されるため,鵜呑みは避けたほうが賢明な模様.
 その信頼性についての考察は,こちらを参照されたし.


 【質問】
 ソ連軍が日本に上陸するシミュレーションで,まじめなものはありますか?

 【回答】
 80年代のなら,いくつかあるよ.
 「北海道の12日戦争」とか,二見書房の第3次世界大戦シリーズとか
 あと,一等自営業氏のバトルオーバー北海道やレイドイントーキョーもそれに近い.

 さらに,『日本本土決戦 昭和20年11月 米軍皇土へ侵攻す!』でも,脇役だけどソ連軍も上陸している.
 中身は悲惨そのもの.
 天皇は松代地下壕で,和平に反対する急進派将校の余波を食って爆死.
 各地方自治体は単独で降伏するところと,あくまでも玉砕戦法を取るもの,または自決しまくるもの,指揮系統行政機関が完全に壊滅,1945年4月末のナチドイツよりも酷い状況.

 ただし第三次世界大戦もの近未来戦記は,作戦レベルまではリアルに書けても,戦略・大戦略レベルになると目も当てられないものが多い.
 それは作者が元軍人であっても同じで,この手の本の一里塚的な,ハケット将軍の『第三次世界大戦』でも,欧州で巻き起こる戦禍を尻目に,日中が同盟を結んでネオ大東亜共栄圏を形成する,という訳分からん展開が大真面目に描写されていた.
 80年代の国際政治学者(永井陽之助だったか?)が皮肉っていうには,この手の「シミュレーション」は東側首脳はかなるリスクも辞さず,先制攻撃に全てを賭けるギャンブラーで,西側首脳は何故か状況が決定的に悪化するまで手をこまねいているだけの無能に描かれ,しかも初っぱなから核が使用される可能性には,少しも触れないという点で,噴飯物でしかないと.

二人兄弟の墓(黄文字部分)他 in 軍事板,2009/06/22(月)〜06/23(火)
青文字:加筆改修部分

▼ 檜山の「日本本土決戦」は,

・アメリカの原爆開発チームがドイツ敗戦により原爆開発の必要性がなくなったとして開発の放棄
・8月の原爆投下がなくソ連の満州侵攻直前に陸軍少壮将校によるクーデター(東郷外相暗殺)
・45年秋のアメリカ軍九州上陸(五式中戦車実戦投入)&翌年春の関東上陸(秋水実戦参加)
・相模湾に上陸した米軍が多摩方面を経由して内陸に突進,首都防衛司令部を率いる石原完爾(笑)単独降伏
・松代大本営自爆(天皇行方不明)
・日本軍,東北地方に上陸したソ連軍と戦闘.米軍に物資等の給与依頼
・ラストにトルーマン「ここまでやる必要があったのかね?」で閉め

じゃなかったかと.

 1981年版じゃこうなんだけど,別の版では自治体毎の徹底抗戦とかって話があるの?

軍事板,2009/06/23(火)
青文字:加筆改修部分

 【反論】
>ハケット将軍の『第三次世界大戦』でも,欧州で巻き起こる戦禍を尻目に,
>日中が同盟を結んでネオ大東亜共栄圏を形成する

 本当にお読みになりましたか?
 章では日中共栄圏などと書かれていましたが,それは題目だけで,実際の記述は
「ソ連から見て,日中友好条約とその後の日本の中国に対する援助/有効は,非常な脅威である」
「ソ連としては,これら日中を引き離すもしくは欧州で起こる戦争に,アジア方面での攻勢に出ないようにしないとまずい」
という,ソ連から見た懸念を書き示したにすぎないように読めましたが?

 同じ二見書房のWW3シリーズアジア編の,「中ソ開戦す」あたりと混同しておりませんか?
(こちら,かなり無茶な内容です)

>初っぱなから核が使用される可能性には少しも触れないという

 それは当時のNATOだからでしょう.
 正直NATOの想定ですから.

 そしてソ連の初動核攻撃がソ連のドクトリンだったのは秘密です.
 うらー

Lans ◆xHvvunznRc in 軍事板,2009/06/23(火)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
現在(出来る限り今に近く)
日本
陸戦と全体
戦闘を一人の兵から綿密に見たような本はありませんか?

 【回答】
 現代の日本の陸上自衛隊物だと木元寛明の回想シリーズが近い.
 陸上自衛隊全般のよもやま話だが,小隊長時代のものは演習での戦闘経過を書いている部分があります.

 もっと古くて第二次世界大戦中でよければ,佐々木春隆の日中戦争連隊戦記シリーズがあるんですが.こちらは歩兵戦闘が中心で,機甲戦闘はほぼ皆無というか,わずかに他部隊の話で出て来るだけで,重砲にしても155mmが一度出て来るくらいです.
 ちょっと装備の点では隔世の感なきにしもあらず.
 だけど歩兵戦闘としてみれば,大変勉強になる話が山盛りです.

軍事板
青文字:加筆改修部分

 現在の仮想戦記じゃなく,80年代に流行したシミュレーション小説あたりも良さそうですね.
「北海道の11日戦争」佐瀬稔(講談社)
「第三次世界大戦 日本編 ソ連軍日本上陸!」(二見書房)
 そしてお約束が一等自営業氏の
「バトル・オーバー・北海道」
「レイド・オン・トーキョー」

Lans ◆xHvvunznRc in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 日本を占領するメリットってあるんでしょうか?

 【回答】
 どんな国だって,占領することによるメリットはある.
 問題なのは,占領することによるデメリットと,どちらが大きいか.
 どちらが大きいかは,ケースバイケースなので正解はない.

 WW2ならポツダム宣言を受諾しない場合には意味があった.
 現在の情勢ならメリットは
・日本列島の位置そのものが地政学的に見て西太平洋の要所
・広大な領海と経済水域に,それに伴う勢力圏
・現状配備されてるアメリカの戦力を排除できる
・豊富な水産資源
・将来有望な海底資源
・世界屈指の対外債券保有残高に独占もしくは寡占する各種経済的利益
・整った工業インフラおよび流通網と通信網
・良質な人的資源と世界有数の技術力
エトセトラ

 将来についてはメリットが出る可能性は誰にも分からない.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 日本を破壊し尽してから占領すればいいので,損害の大きい敵前上陸作戦はやらない.だからクラスター爆弾は無駄,という論調がありますが,通常戦力で日本を破壊し尽くすって常識的に可能なんでしょうか?

 【回答】
 机上の空論.
 昔ドゥーエって人が唱えていた思想(空軍万能論)に近いものがあるが,さすがにそれは無理だというのが歴史的な結論.
 最終的に陸上での戦闘によらずして,戦争が終結した例は無い(あえて言うならWW2の日本だが・・・・・)

 それ以下の部分の理屈は自動的に崩れる.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 日本のテレビ局は防衛法によって,簡単に占拠されないように局内は迷いやすい設計になっている,っていうのは本当ですか?
 実際にどういった文章で明記されてるんでしょうか?

 【回答】
 都市伝説の類.
 守る兵力がなけりゃ,そんなものはただの迷路.
 しかも,管理センターなりを抑えれば,そこそこ見当は付くし・・・.

 このことを揶揄ったギャグにこんなのがある.
 「百貨店に従業員入り口から入って売り場に行こうとすると,バックヤードをぐるぐると廻らなければ行けない.
 不慣れな部外者はそのうちに,自分がどこにいるのか解らなくなってしまう.
 これは,従業員のふりをした泥棒が潜入して,警備の甘い従業員入り口から逃げるのを防ぐ為である」

 実際そんなことはないのは解ると思う.

 百貨店にしろ放送局にしろ,いや個人の家であっても,身内しか見ない通らないところは早々片付けてはおかないし,初めて通る場所はどんなとこでもやたら複雑に感じるものだ.
 また,単純に,増築を繰り返したら,どんな種類の建物でも複雑な内部構造になる.
 山奥の大きな温泉旅館も迷路になってるけど,防衛関係の法律で迷路にされたわけでないのと同じこと.

青文字:加筆改修部分

▼ 自分が小学六年生の時に,地元の民放局を見学したのですが,その際に案内してくれた女子アナの方も,上記と同じ事を仰られておりました.
 見学に来た子供に,まるで出鱈目を言うとは思えないのですが,尤もこの事を第三者に証明できないので,反論と言うほどではありません.

名無し in FAQ BBS,2009年9月25日(金) 15時26分
青文字:加筆改修部分