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◆◆◆総記
<◆◆中国軍
<◆中国
東亜FAQ目次


(画像掲示板より引用)


 【link】

2005 China Military Power Report(2005/7/19,米国防省発表)

China Defense Blog

China Defense.com

Chinese Defence Today(英語)
   ┗Chinese Defence Todayの掲示板

Chinese Military Power Report Addresses U.S. Concerns(中共から見た米軍動向)

D.B.E. 三二型」(2010/08/18)◆ミステリー?毛沢東の唯一の嫡孫,最年少「少将」批判噴出

「Global Security」:China Military Guide

「IISS」◆25 August 2010 - - National Review - Evaluating China's Military Strength

「JB PRESS」:軍事パレードと胡錦濤の憂鬱
   ┃
   ┣「週刊オブイェクト」:中国建国60周年記念軍事パレードは目ぼしい新兵器が登場せず
   ┃
   ┗「とりあえず」:ぱれーど!
    >まあ,HoIだと国民不満度下げる効果があるからなぁ〜……(苦笑).

「LA Times」◆(2010/09/27)China's growing military clout and East Asia's future

Military Matchups PRC vs. ROC(リンク切れ?)

「OSINTSUM」(2010年1月4日):人民解放軍海軍(PLAN)研究者,バーナード・コール氏の誤り (中国共産党のプロパガンダ垂れ流し)

「Strategy Page」:ARMOR: China's Airborne Dragon

「Strategy Page」◆(2013/04/17) INFORMATION WARFARE: The China Syndrome
 「SARSはアメリカの生物兵器」説を唱える中国軍大佐

「Strategy Page」◆(2013/05/06) LEADERSHIP: The Chinese Dilemma
 軍部腐敗の撲滅と,軍からの支持の取り付けは,共産党政府にとってのジレンマ

「Strategy Page」◆(2013/05/07) FORCES: Chinese Revelations
 中国軍,初めて軍隊の規模を公表すると共に,「PLA」(人民解放軍)という冠詞をこっそり削除

「Strategy Page」◆(2013/05/13) PARAMILITARY: Chinese Disaster Relief
 中国軍の災害出動の現状

「Strategy Page」◆(2013/05/18) MURPHY'S LAW: China Bans Military Hotrods
 中国軍,不正使用防止のため,軍用車専用ナンバープレートを廃止

「Togetter」◆(2012/11/15)カミング・ウォー・ウィズ・チャイナ?!

Tom軍事

「United Defence」:中華人民共和国(中国軍戦力,1998年,日本語)

「VOR」◆(2012/04/23)青島 露中の合同軍事演習が開始

「VOR」◆(2012/04/24)NASA 中国秘密施設を撮影

「VOR」◆(2012/10/15)中国軍,ロシア到着
> 中国人民解放軍北京軍区の下級・中級将校や在露大使館付き駐在武官などからなる代表団が露中央軍管区を訪問し,作戦や管理部局のシステム,軍備態勢の組織法を学ぶ他,中央軍管区の部隊を視察する.

「VOR」◆(2012/11/08)中国は局地戦争に備える

「VOR」◆(2013/05/29) マスコミ:中国軍 デジタル技術を使用した初の演習実施へ

「WP」◆(2010/09/26)While U.S. is distracted, China develops sea power By Robert D. Kaplan

海峡軍事頻道

解放軍報(中華人民共和国人民解放軍機関紙) 中国語版英語版

「海洋戦略研究」◆(2010/06/11)マレン統合参謀本部議長,中国に懸念

漢和防務評論

金竜鉄馬-博la軍事博客報(軍事関連記事を扱ったBlogウォッチサイト)

軍武狂人夢
(現在工事中にて閲覧不能.⇒Internet Archiveのキャッシュ
 最初は表示されないのでエンコードを繁体字(Big5)に変更すること)

「国際情報センター」:米・豪,中国に共同軍事演習実施を申し入れ

「ザイーガ」◆なにやら士気を高ぶらせているっぽい中国の若き兵士たち

「ザイーガ」◆(2013/03/08) 無断撮影したアメリカのジャーナリストを凄い速さで追いかける,中国軍人の全力

「産経」◯(2012/11/12) 政治闘争に疲れ? 胡氏,軍トップの中央軍事委主席退任か 「完全引退」と香港紙

「週刊オブイェクト」:「非対称戦」という言葉すら理解していない宮家邦彦氏

「週刊オブイェクト」◆(2010年06月27日)微笑ましい日中軍事交流の様子を捻じ曲げた産経ZAKZAK

「週刊オブイェクト」◆(2010年09月17日)中国・人民日報のトンデモ軍事記事
 日中比較

「新華網」:軍事

「人民網」:軍事
   ┗軍事貼図(兵器写真集)

「人民網」◇(2012/10/26)中国人民解放軍4総部トップの新たな顔ぶれ

「人民網」◇(2013/05/29) 軍のシンクタンクが戦略評価報告を公表

「新浪網」:新浪軍事(掲示板の利用者多し)

「千竜網」:軍事

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2012/11/15)中国の軍事力は日本にとってどれほどの脅威なのか ――軍事評論家・岡部いさく氏インタビュー

「大陸浪人のススメ」:オリンピック後の北京を見てみる 【軍事博物館編】

「大陸浪人のススメ」◆(2010/08/14)中国のモンスターペアレント「息子が大学の軍事訓練で殴られました.キイイッ!」

「地政学を英国で学ぶ」◆(2010/04/02)中国の「国防動員法」

「地政学を英国で学んだ」◆(2012/10/09)エアシーバトルで中国を手なずけられるか?

「中華網」:軍事

中国軍“公式”ブログ

「中南海ノ黄昏」:解放軍の大改編?

「東京の郊外より・・・」◆(2013-04-03) 中国軍の権威ヨシハラ教授が語る
>軍司令官が示す攻撃的な作戦を,習近平主席が「政治的に賢明な選択ではない」と拒否できるか分からない

「東京の郊外より・・・」◆(2013-04-25) 米国防省分析官が中国軍を語る

「東京の郊外より・・・」◆(2013-05-08) 2013年版「中国の軍事力」発表

「東方」:軍事

「とてつもない中国」:芥川賞受賞「時が滲む朝」の価値を,中国には認めてもらえない現実

「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」:中国の学校生活における重要イベント「軍事訓練」

「平和のための軍事学基礎講座」■(2012/05/19)第292話 次の人民解放軍を主導する者は誰か?(その2)

「平和のための軍事学基礎講座」■(2012/10/06)第312話 中国海軍力の弱み

「平和のための軍事学基礎講座」◎(2013/06/01) 第345話 深刻な中国軍の腐敗

「リアリズムと防衛を学ぶ」:近代化した中国軍は,防衛から攻撃へ

竜虎網・軍事 我軍装備(リンク切れ?)

●書籍

「国際インテリジェンス機密ファイル」◆(2012/10/24)富坂聰『中国人民解放軍の内幕』を読み解く

『人民解放軍 党と国家戦略を支える230万人の実力』(竹田純一著,ビジネス社,2008.8)

 竹田氏の軍事研究や世界の艦船での中国軍記事は,安心して読める充実した内容の記事であったが,本書はこれまでの25年に及ぶ中国取材を通じて得られた知見を盛り込んだ,大変に中身の深い本となっていた.

 章立ては以下の通り

はじめに
第1章  中国軍の軍事力の全体像
第2章  党の軍隊
第3章  ”司令塔”の四総部
第4章  大軍区と戦略正面
第5章  士兵と軍官
第6章  陸軍
第7章  海軍
第8章  空軍
第9章  第二砲兵
第10章 宇宙戦力
第11章 武器輸出
あとがき

 解放軍の人事,軍と党との関係,軍政・軍令権の所在,将兵の生涯や昇進,陸海空・第二砲兵の近代化の方向性や問題点,兵器輸出などなど…・現在得られる最新の中国軍の状況を知る事が出来る.

 よくこれだけの内容を一冊に纏めたものだ,と言うのが読了しての第一感想.
 ミネルヴァ書房の『中国をめぐる安全保障』とならぶ,中国軍を知る上での基本文献の地位を占めるにふさわしい本になると思われる.

――――――軍事板(「中国軍事情勢スレ」より転載)
青文字:加筆改修部分

『図解世界を揺るがす中国の軍事力』(宇佐美暁編,東洋経済新報社,2006.9,新刊ということで一応紹介)

『中国軍事教本』(竜渓書舎,1976)

 銃剣術に触れられているけど,防具が日本のものと区別がつかない.

 全体の内容を三行でまとめると,
小銃,短・軽・重の機関銃,柄付き手榴弾,そして自作地雷というか仕掛け爆弾.
人民戦争(ABC兵器含む)を分隊員として戦うための人民解放軍版歩兵須知.
六五小銃(三八式)・トミーガン・チェコ軽機・マキシム水冷重機・九二式重機もあるでよ.

――――――軍事板

『中国軍事用語事典』(茅原郁生編,蒼蒼社,2006.11)

 シナ軍事の事典ができました!
 まってました!!
 快挙ですね.
 編集責任者の茅原さんは,防大卒の予備役将補で,現在拓大教授.
 「中国空軍」中国の核・ミサイル・宇宙戦力」など,多くの著書を発行されています.
 特に役立つのが,軍人の紹介と学校・企業の詳細です.

 編集者は以下のとおりです.(蒼蒼社ホームページより)
   
   浅野 亮 同志社大学法学部教授.
   上田篤盛 陸上自衛隊小平学校教官.
   大西康雄 日本貿易振興機構アジア経済研究所・地域研究センター長.
   榊 純一 IHI Charging Systems International GmbH(ドイツ).
   鈴木祐二 拓殖大学海外事情研究所教授,同大学院国際協力学研究科安全保
        障専攻主任.
   高橋赳彦 航空自衛隊入隊後要撃指令官,防衛大学校助教授,幹部学校戦略
        教官等を歴任(元1等空佐).
   高橋 博 中国人事研究家,21世紀中国総研研究員.
   坪田敏孝 公安調査庁 法務事務官.
   藤井秀昭 (株)三菱総合研究所主任研究員.
   間山克彦 元防衛研究所所員,中国軍事研究家.
   門間理良 文部科学省初等中等教育局教科書調査官.
   山内敏秀 元防衛大学校教授(元1等海佐)

――――――おきらく軍事研究会,平成18年(2006年)11月27日

『中国人民解放軍』」(講談社選書メチエ 矢吹晋著,1996)

『中国人民解放軍の正体』 (2010/05/14) < 「スパイ&テロ」

『中国の軍事力』(平松茂雄著,文春新書,1999.1)

『中国の軍事力 2020年の将来予測』(茅原郁生編,蒼蒼社,2008.10)

「中国軍」スレッドで必読とされる本.

――――――軍事板

『暴走する中国軍 日中激突のシナリオ』(高貫布士著,並木書房,2007年07月15日)

 シナが軍事的冒険に打って出るとすれば,その時期は二〇一〇年前後であろう,というのが,各分野の専門家が共通して示している見解です.
 二〇〇八年の北京五輪.二〇一〇年の上海万博. ふたつの国家的イベントを抱え,宴の後は危うい.歴史的なうねりからみて,そういう段階に該当する.
 経済破綻,社会不安が発生し,国内の目をそらす必要が出てくる. などなどさまざまな尺度があるようですが, 著者は,
「米の軍事技術格差が決定的となるこの十年が,中国に残された最後の勝機.
 その意味でもっとも危険」
との認識を示しています.
 著者の高貫さんは軍事アナリストとしての経歴が長く,作家もなさっています.
 本著は,筆者が長い間あたためてきた企画「人民解放軍の平易な解説書」を実現したもので,その名に恥じない内容を持っています.
 正直申し上げて,
「周恩来はよかったけれど,江沢民は・・・」
的な中共政治の捉え方には異論がありますが,軍と党の力関係が危うくなってきているとの認識は共有します.
 また,装備についてはさすがです.
 生産レベルからの詳細極まりない情報が,おしげもなく紹介されています.
 おそらくこれまで蓄積された大量の資料を元に書かれているのでしょう.
 実に読み応えがあります.
 造船施設をめぐる箇所などは,思わずコピーを取ったほどです(笑).

 中共軍をめぐる一般向けのよみものって,平松茂雄さんや茅原郁生さんのもの以外にほとんど見かけません.
 その意味からも大変貴重なものと感じます.
 またあらためて感じるのが,軍事技術と民生技術に差異はなく,「民生分野だから大丈夫」との甘い感覚は危険極まりないということです.
 ヤマハがその典型ですね.
 わが国が世界に誇る技術も,取扱う人によっては,国を滅ぼすために利用される結果を生みかねません.
 その想像力を,メーカーやエンジニアの方には,この本を通じてぜひ自得いただきたいものです.
 タイに輸出されたフリゲートをめぐるお笑い話も必読ですね.
 そういえば,たしかタイは,シナから買いたくなかったんですよね.
 某国に「売ってくれないだろうか」と頼んだら,「「武器輸出三原則」があるからできない」と言われたのではなかったでしたっけ?

 読後感ですが,楽しかった!,というのが一番ですね.
 中共軍装備の事典代わりにもなると感じました.
 軍の歴史,北鮮との関係,エネルギー問題,宇宙開発,国境問題など,シナを考える際に忘れてはならない点も確実に押さえられています.
 「人民解放軍の敵は日米同盟」と指摘しておられる点も,さすがだと思います.
 寝転びながら楽しく読めて,ためになる知識が一杯つまっているこの本を,オススメします.

■最後にひとこと
 後半に「シミュレーション」がありますが,尖閣諸島と台湾をめぐるわが方とシナの衝突が描かれています.
 UAVやUUVが大活躍です.

――――――おきらく軍事研究会,平成19年(2007年)7月20日

『毛沢東の文革大虐殺』(宋永毅著,原書房,2006.1)

●動画リンク

「ザイーガ」:【動画】中国,爆弾投下実験映像(1970年代前半)

「ワレYouTube発見セリ」:RED STORM COMIN' (人民解放軍)


「Defense News」◆(2012/11/01)State Media: New China Stealth Fighter in Test Flight

「Strategy Page」◆(2013/05/21) SPACE: Chinese KillSats Threaten GPS Network

「VOR」◆(2012/02/06)中国 高等教育機関で軍事教練が必修に

「VOR」◆(2012/02/25)ロシア―中国:軍事・技術的な復興は可能か?

「VOR」◆(2012/03/05)中国 局地戦争での勝利にむけて軍を準備

「VOR」◆(2012/07/31)中国軍は「手に負えなく」なりつつある 日本が憂慮

「VOR」◆(2013/03/03) 中国の新たな発射基地 稼動時期発表

「カラパイア」◆(2011/11/17)極秘軍事施設?グーグルマップで発見された巨大な謎の構造物(中国)

「人民網」◇(2012/08/27)中国海事船「海巡31」が初の訪米

「 ワレYouTube発見セリ」:中國女子特警隊 China’s Special Police Woman

『日中もし戦わば』(マイケル・グリーン他著,文春新書,2011/12/15)

 初めての書評.

【総評】
 対談本なので読みやすいです.
 読んでみると軍事の本ではなく,国際政治の本です.
 東アジア地域の安全保障(尖閣,朝鮮半島,台湾,そして米中対決)についての時事問題の話題を回収しながら,どのようにしてこの地域の軍事衝突を抑止してていくのか,方法論に重点が置かれています.
 そのために米中政府の考え方を勉強しようという内容でした.
 内容は常識的,値段は新書価格なので,買って損は無いように思えました.

【詳細】
 導入部は殲20脅威論の煽りから始まり,不安になりましたが,これは最後の方で種明かしがあります.

 本題となる部分は,政治学者のマイケル・グリーン氏と中国学者の間を,日本人が取り持つなので,バランスが良い形にまとまってると思います.
 グリーン氏の論理は,日本人から見てもかりく,米の政策決定クリアさは,日本も見習って欲しいところです.
 一方で中国は,やっぱり西側の感覚から離れた,独自の力学で動いているなぁと感じます.

 より子細なことになってくると,軍オタ的な視点からは,どうしても「?」となる記述は散見されます.
 もちろん軍事を専門に研究してる人達ではないし,軍オタ向けの本では無いので仕方ありません.
 ひどい本は根本から間違ってるので,粗が細部に止まってるだけ相当マシな部類ともいえます.
 ロジスティクスの重要性に触れるなど評価できる点も多いです.
・ソウルに照準を合わせている一万一機の高射砲群
(おそらく長距離砲・ロケット砲兵のこと)
・「海の中から上がってる揚陸艦が何隻も揚がってこなかった」
(おそらく水没事故が多発している水陸両用車両のこと)
・天安門事件のときに,戦車に簡単に炎上したので木製のハリボテだったのではないか
(詳しくないが,装甲車の燃料が引火して炎上したのだろう)
・尖閣諸島を陸自が駐屯したら,中国はどうするかという質問.
 中国は宣戦布告だと受けとるろうというコメントを引き出して大ウケでしたが,完璧をいえば,地積が無い尖閣諸島に展開するのは,軍事的に現実的でなく,離島防衛とは占領された島を奪還するを想定している,としてくれれば完璧だった.

------------モッティ ◆uSDglizB3o 軍事板,2012/05/19(土)
青文字:加筆改修部分

 【質問】
『人民解放軍 党と国家戦略を支える230万人の実力』(竹田純一著)
ttp://www.bk1.jp/product/03032691
 この本の評価は如何でしょうか?

 【回答】
 中国軍スレ,中国兵器スレでは必読書に指定されている評価の高い書.
 竹田氏の『軍事研究』や『世界の艦船』での中国軍記事は,安心して読める充実した内容の記事であったが,本書はこれまでの25年に及ぶ中国取材を通じて得られた知見を盛り込んだ,大変に中身の深い本となっていた.

 章立ては以下の通り
はじめに
第1章  中国軍の軍事力の全体像
第2章  党の軍隊
第3章  ”司令塔”の四総部
第4章  大軍区と戦略正面
第5章  士兵と軍官
第6章  陸軍
第7章  海軍
第8章  空軍
第9章  第二砲兵
第10章 宇宙戦力
第11章 武器輸出
あとがき

 解放軍の人事,軍と党との関係,軍政・軍令権の所在,将兵の生涯や昇進陸海空・第二砲兵の近代化の方向性や問題点,兵器輸出などなど…
 現在得られる最新の中国軍の状況を知る事が出来る.

 よくこれだけの内容を一冊に纏めたものだ,と言うのが読了しての第一感想.
 ミネルヴァ書房の『中国をめぐる安全保障』とならぶ,中国軍を知る上での基本文献の地位を占めるにふさわしい本になると思われる.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 中国軍の戦力は?

 【回答】
 少し古いが,手元のミリタリーバランス2007を参照すると,以下のようになる.

中国軍 225万5千
(陸160万,海25万5千,空40万,ほか武装警察150万,予備役80万)

戦闘機1179(空軍)/346(海軍航空隊),
戦闘攻撃機1242(空.ただしこの中には,退役したと見られるJ-6×722が含まれている)/296(海航),
輸送機296,
空中給油機10,
爆撃機222(空)/130(海航)

主力戦車7580+,
軽戦車1000(陸)/150(海軍陸戦隊).
自走砲1200,
野戦砲
17700+

揚陸艦艇(LS73,LSM47 LST26 LC160.これにLPD1が加わる),
潜水艦57(少し変動あり),
フリゲート48(数隻退役艦があり,さらに054A×4が加わる),
駆逐艦28(051型が退役しているので現在は26)
原潜8隻987

陸軍の戦車の内訳
99/99G式…約200両(年間20両程度生産)
96/96A式…約1700+(年間100両程度生産)
 残りの大半は59式系列.
 まもなく「0910工程」戦車が99式に換わって生産されるであろうが,コストが高く,生産数が増えるとは思われない.

 空軍の内訳は防衛白書21年度版を見ると
Su-27/J-11…166機(生産終了)
Su-30MKK/MK2…97機(輸入終了)
J-10×84機(年間20機程度生産)

 第4世代戦闘機は合計347機となっている.
 J-10は年間20機程度の生産が行われており,まもなくこれにJ-11Bが加わる事になると思われるが,生産工場の能力が低い事,機体単価が高い事などから,J-10程の生産は行われないと見られる.

 早期警戒機はKJ-2000が3機,KJ-200が2機.
 その他の哨戒機や電子戦機は,それぞれ10機未満と機種の割りに数が少ない.

 海軍で,現代戦に対応可能な艦艇は
・原子力潜水艦4,通常動力潜水艦32,駆逐艦13,フリゲート18程度

 ここ数年は駆逐艦の建造は行われておらず,防空能力を改善したフリゲートと潜水艦が中心.

 艦艇保有数の動向
http://www.sinodefence.com/navy/vessel.asp

軍事板,2009/10/04(日)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 2010年現在の,中国軍の後方支援能力は?

 【回答】
 米,ロシア,欧州,シンガポール,マレーシア,アフリカ情報を総合すれば次のとおり.

1.支那には,信頼に足る軍用機エンジンや軍艦を撃沈するだけのミサイルを製造する技術力がいまだない.
 そのため,軍用エンジンやミサイルのロシア依存は当面変わらない.

1.支那の中共は,空母搭載用の「Su-35」戦闘機,輸送機「Il-476」,空中給油機「Il-478」,防空システム「S-400」をロシアから調達したい考え.

1.軍の近代化を行ってはいるものの,支那軍は現代戦の経験をもたない.
 これが弱点である.

1.支那海軍最新鋭の原潜「晋級」は,30年前に作られたソ連製原潜よりも音が大きい.
 また支那海軍は十分な潜水艦運用訓練をつんでおらず,運用に当たる人的資源に課題を抱えている.

 また,支那海軍はソマリア沖海賊対処作戦への参加を通じて,艦隊の遠洋運用を初めて行っているが,次の問題点があらわになっている.

1.「外地に軍事基地がない」ため,長期にわたる艦隊運用ができない.
1.ヘリ不足で,作戦遂行にあたっての艦同士の相互連携がうまくいっていない.
1.補給任務の運用に当たれる艦数が3隻しかなく,後方支援能力が不十分.

おきらく軍事研究会,平成22年(2010年)12月27日(月)


 【質問】
 軍区とは?

 【回答】
 中国軍の管轄域の区分け.現在全国を7つに分けて管轄している。

 1.北京軍区
 首都の防衛に当たる7大軍区の中で最も重要な軍区で,司令部は北京にある。
 隷下に6個集団軍が配置されており,この数は軍区中最大である。

 2.瀋陽軍区
 2番目に重要な軍区で,遼寧省瀋陽に司令部がある。
 北京に近いだけでなく,極東ロシア,北朝鮮との国境地帯の警備が重要な任務となっている

 3.済南軍区
 山東省済南に司令部があり,ここには海軍司令部がある。
 特徴としては,海軍 も含めた大規模作戦を展開できる重武装の部隊が駐屯することと,受持ちエリアが7軍区中もっとも小さいことがあげられる。
 昔から山東人は軍人の資質に恵まれていると言われており,この軍区の将兵は精鋭と見られている。

 4.南京軍区
 江蘇省南京に司令部がある。
 台湾と対峙する軍区で,実力ある中距離弾道ミサイル部隊の基地が集中している。

 5.広州軍区
 台湾ともっとも近いところにある軍区。
 南シナ海で活動する海軍南海艦隊の司令部がある。

 6.貴州軍区
 内陸の雲南省貴州に司令部があり,ベトナム,ミャンマー,ヒマラヤ各国との国境を警備している。
 チベットも管轄している。

 7.蘭州軍区
 甘粛省蘭州に司令部がある。
 7軍区中最大のエリアを担当し,中央アジアの平原地帯で旧ソ連の新興独立国家群と国境を接する。
 また,核・ミサイル実験に関する責任を負う軍区でもある。

 現在,中共の軍事意思決定機関である中共中央軍事委員会には,主席,副主席, 国防相,4総部(総参謀部,総後勤部,総政治部,総装備部)の各部長,空軍 司令官,海軍司令官,第2砲兵司令官と,陸軍代表として済南軍区司令官が選出されている。
 歴史上,名将を輩出したといわれる軍人の国「山東」は,いまだかの国で重きをなしているようである。

 また,各部隊には,共産党からのお目付け役といえる政治委員(司令官と同格) がいる。
 これも,他国軍では見られることのない特異な制度である。

(おきらく軍事研究会)


 【質問】
 なぜ各軍区の海軍・空軍・第2砲兵部隊は,軍区司令官(陸軍)の隷下となっているのか?

 【回答】
 中国共産党軍では,革命の原動力となった陸軍の地位が異様に高い。
 したがって,通称「人民解放軍」として知られる中国の軍隊は「共産党陸軍」 のこ