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◆◆◆第2回核実験(2009/5/25)以降
<◆◆大量破壊兵器問題
<◆北韓 目次
東亜FAQ目次


 【link】

●第3回核実験以降

●2013年制裁対応以降

「2ch.軍事板」:北朝鮮テポドン2号発射情報スレ10 ←レス回収済み

「AFP」:【図解】地下核実験とは?

「(Blog)Black Five」:North Korean sabers a little rusty, their nukes are shiny though

「(Blog)Danger Room」:North Korea's Possibly Itty-Bitty Nuke

「Defence News」;North Korea Expected To Dominate Shangri-La Dialogue

「Defence News」;N. Korea Threatens to Resume Border War

「FSM」:怒ったオバマの新北朝鮮外交

「FSM」:北朝鮮の挑発にじたばたするな(by ウォルト)

「Global Security」:North Korea' Nuclear Weekend

「Global Security」:Reaching Out to Touch North Korea: The Sanctions Debate and China

「Global Security」:Second Nuclear Test: North Korea Does What It Says

「IISS」:04 June 2009 - - Chosun Ilbo - U.S.' N.Korea Policy Still Focused on Denuclearization

「IISS」:BBC News - US 'opposes' nuclear North Korea

「IISS」:Financial Times - N Korea military steps 'not out of the ordinary'

「IISS」:Los Angeles Times - Gates issues warning to North Korea

「IISS」:New York Times - North Korea Is Warned by Gates on Testing

「IISS」:Wall St Journal - U.S. to Warn North Korea Against Nuclear Activity

「kojii.net」■切り札投入のタイミングと情報収集の話

「Strategy Page」:AIR WEAPONS: South Korea Gets The Big Bunker Buster
   ┃
   ┗「週刊オブイェクト」:韓国が北朝鮮への先制打撃を明示・・・しかし逆神は事前に全てを逆予言していた!

「Strategy Page」:STRATEGIC WEAPONS: North Korean Nukes Nullified

「USA TODAY」◆(2012/04/09)South Korea says North preparing for nuclear test

「VOR」◆(2012/02/23)米朝協議 1日目が終了

「VOR」◆(2012/02/24)北朝鮮 核問題協議で金正日路線継承

「VOR」◆(2012/02/26)韓国代表「米朝高官協議は6カ国協議再開のチャンスとなった」

「VOR」◆(2012/02/29)北朝鮮 核実験の一時停止で合意

「VOR」◆(2012/03/01)北朝鮮 ウラン濃縮一時停止で米国と合意

「VOR」◆(2012/03/01)ロシアと中国 北朝鮮のウラン濃縮停止を歓迎

「VOR」◆(2012/03/04)韓国 原発建設で北朝鮮を支援の用意

「VOR」◆(2012/03/08)北朝鮮 原子炉建設を続行

「VOR」◆(2012/03/15)核安全保障サミットを前に 韓国で演習

「VOR」◆(2012/03/31)北朝鮮,核サミットを対立強化目的で使用と韓国を非難

「VOR」◆(2012/04/17)北朝鮮 IAEAの受け入れ拒否

「VOR」◆(2012/04/23)中国が北朝鮮の核実験を止めることは不可能か?

「VOR」◆(2012/04/25)北朝鮮:米国を一撃で破壊できる

「VOR」◆(2012/04/28)日本 北朝鮮の新たなる核実験を懸念

「VOR」◆(2012/04/29)北朝鮮 核実験モラトリアムを終了

「VOR」◆(2012/05/05)北朝鮮の核実験 地域全体に広範な地震を呼ぶ恐れ

「VOR」◆(2012/05/07)北朝鮮:平和的な宇宙空間の開発と原子力エネルギーの利用を行う

「VOR」◆(2012/05/16)日本 北朝鮮の核実験に関する情報収集を計画

「VOR」◆(2012/05/17)北朝鮮 原子炉の建設作業を再開

「VOR」◆(2012/05/18)米日韓 朝鮮半島核問題をめぐった3者会談
>米国務省によると,会談は21日にソウルで行われる.

「VOR」◆(2012/05/30)北朝鮮 憲法修正 「核保有国」と明記

「VOR」◆(2012/06/08)米国防長官「北朝鮮の核問題は,米中両国にとって脅威」

「VOR」◆(2012/06/25)北朝鮮 核抑止力強化の意思を表明

「VOR」◆(2012/06/26)ロシアと韓国 6カ国協議再開を目指して協議

「VOR」◆(2012/07/21)北朝鮮 核プログラムへのアプローチを見直す構え

「VOR」◆(2012/09/19)米ボズワーズ前代表,北朝核軍縮は調べようがない

「VOR」◆(2012/10/02)「南北朝鮮,核戦争開始の瀬戸際に」
> 北朝鮮のパク外務次官は国連総会で行った演説の中で,米韓が朝鮮半島情勢を窮地に追い込んでおり,南北朝鮮は核戦争開始の瀬戸際にある,と述べて,米韓を非難.

「VOR」◆(2012/11/06)北朝鮮:IAEAは朝鮮半島の核問題に介入する権利なし

「VOR」◆(2012/11/09)北朝鮮は新しい核実験の用意がある―韓国国防相

「VOR」◆(2012/11/15)北朝鮮の寧辺核施設で原子炉の建設終了

「VOR」◆(2012/12/14)韓国の予想,北朝の核実験間近

「VOR」◆(2012/12/21)北朝鮮にこれまで知られていなかったウラン濃縮施設発見さる

「VOR」◆(2012/12/28) 北朝鮮で核実験が準備されている

「Wall Street Journal」:How to Reduce the Nuclear Threat

「Wall Street Journal」:The Test Ban Treaty Would Help North Korea

「WP」:N. Korea Conducts 'Successful' Underground Nuclear Test

「WP」:North Korean Nuclear Blast Draws Global Condemnation

「WP」:North Korea Says It Will Start Enriching Uranium

「WP」:North Korea Threatens to Attack South

「WP」:Nuclear Aims By Pakistan, India Prompt U.S. Concern

「WP」:Text of N. Korean News Report Announcing Nuclear Test

「アルファルファモザイク」:制裁が増えるだけと分かってるのに,なんで北は無茶するの?

痛いニュース(ノ∀`):北朝鮮の「宣戦布告」声明文の要旨

「伊東 乾の「常識の源流探訪」 」:「敵に塩を送る」の北朝鮮対策
 「新・非核三原則」??? もうアボガド,バナナと(ry

「海洋戦略研究」:北朝鮮安保理に書簡

「海洋戦略研究」:米国,北朝鮮資産凍結準備?

「古森義久」:北朝鮮の核兵器実験はなにを意味するか――ルビコンを渡った金正日書記

「古森義久」:日本の核武装の容認を!――インドの識者が提言した
>日本の核武装という可能性を堂々と勧めているのです.
 インド元官房局長が言っているのは,「アメリカは日本の核武装の可能性を,北韓を巡る対中交渉の材料として使え」であって,「容認」は違うと思われ.

「コリア国際研究所-KII」◆(2011.8.16)北朝鮮,「非核化逆利用戦術」で局面打開なるか

「スパイ&テロ」◆(2012/05/18)北朝鮮軽水炉建設再開で狙うウラン濃縮

「スパイ&テロ」◆(2012/05/23)北朝鮮が核実験説を否定

「サイゾー」:北朝鮮の核実験と元「家族会」蓮池透氏が協調路線に変節した深い理由

「産経新聞」:【北核実験】国会決議原案「国連決議違反」も「独自制裁強化」もなし
>民主案に自民,共産両党が修正を加えたもの
>民主党などに再修正を求めたが合意には至っていない
 まあ,産経新聞のことなので,話半分で.

「週刊オブイェクト」:「拡大抑止」と「核の傘」はイコールではない

「週刊オブイェクト」;北朝鮮が再び核実験を強行

「週刊オブイェクト」;北朝鮮2回目の核実験で逆神・神浦元彰の恐るべき誤神託

「週刊オブイェクト」:北朝鮮2回目の核実験は事前に誤神託が降っていた

「週刊オブイェクト」:中国海軍・張召忠少将「アメリカは日本に先制攻撃能力を与えたりしない」

「週刊オブイェクト」:敵基地攻撃能力だけでは弾道ミサイルを防ぐ事は出来ない

「スパイ&テロ」:核ノドンから日本国民を守るために何が出来るか

「スパイ&テロ」;北朝鮮の核実験は? (05/04)

「スパイ&テロ」;北朝鮮が核実験 (05/25)

「スパイ&テロ」:北朝鮮を倒せ!?

「スパイ&テロ」:きわめて計画的な核実験への布石

「スパイ&テロ」◆(2012/04/07)ある原子力専門家の意見

「スパイ&テロ」◆(2012/04/10)「核実験」はブラフかもしれない

「スパイ&テロ」◆(2012/04/19)「平和利用」作戦に警戒せよ (04/19)

「スパイ&テロ」◆(2012/04/21)北朝鮮が核実験の準備完了?

「スパイ&テロ」◆(2012/04/24)核実験準備完了情報の真偽

「スパイ&テロ」◆(2012/04/25)「北朝鮮が核爆弾を数十発もっている」説

「スパイ&テロ」◆(2012/04/27)北朝鮮核実験と新軍部の動向

「スパイ&テロ」◆(2012/04/30)ウラン型核実験?

「スパイ&テロ」◆(2012/05/23) 北朝鮮が核実験説を否定

「園田義明メモ」:北朝鮮に激怒する中国にほくそ笑む韓国

「たむたむ」:北朝鮮が地下核実験を実施

「たむたむ」:北朝鮮による核実験の実施について(外務省)

「たむたむ」:北朝鮮の核実験とミサイル発射で分かった民主党の安保政策の問題点

「たむたむ」:北朝鮮の核実験に関する内閣総理大臣声明

「たむたむ」:北朝鮮の核実験・ミサイル発射に対する与党声明

「地政学を英国で学ぶ」:アメリカが北朝鮮に対して何もできない理由

「地政学を英国で学ぶ」:「俺が日本の首相だったら即核武装できるように考える」

「地政学を英国で学ぶ」:「北朝鮮核実験・ミサイル発射」記念論文:その1/7

「地政学を英国で学ぶ」:「北朝鮮核実験・ミサイル発射」記念論文:その2/7

「地政学を英国で学ぶ」:「北朝鮮核実験・ミサイル発射」記念論文:その3/7

「地政学を英国で学ぶ」:「北朝鮮核実験・ミサイル発射」記念論文:その6/7

「地政学を英国で学ぶ」:「北朝鮮核実験・ミサイル発射」記念論文:その6.5/7

「地政学を英国で学ぶ」:第二次朝鮮戦争のシナリオ

「地政学を英国で学ぶ」:やっぱり北朝鮮には経済制裁効果なし

「中南海ノ黄昏」:北朝鮮に西側が入ってくることは核よりも恐ろしい

「中南海ノ黄昏」:それでも北朝鮮は中国を守る壁なのだ

「朝鮮人道支援ネットワーク・ジャパン(ハンクネット)」:朝鮮民主主義人民共和国の核実験にあたっての声明(2009年6月18日)
 「人道」どころか,もろに政治的に肩入れする物言いなんですけど……

「原田義昭 Blog」:無謀の極み,北朝鮮核実験

「暇は無味無臭の劇薬」◆(2012/04/27)北朝鮮「米国を攻撃出来る移動式兵器持ってるから(チラッ」海外の反応

「広島市」◆(2013.2.12) 北朝鮮の核実験に対する抗議文

「ボーガスニュース」:北朝鮮への先制攻撃研究に防衛省本腰─小学生が技術協力

「ボーガスニュース」:政府,北朝鮮地下核実験に毅然と抗議「なぜステンレスバケツ使わない」

「ワールド&インテリジェンス」◆北が小型起爆装置完成か? (07/20)

「ワールド&インテリジェンス」◆(2012/12/22) 北朝鮮の隠しウラン濃縮施設疑惑

●第3回核実験以降

「Bangkok Post」◆(2013/03/24) China pushes NKorea over nukes

「VOR」◆(2013/03/06) 国連安保理,北朝鮮への制裁を拡大

「VOR」◆(2013/03/06) 対北朝鮮制裁措置 貨物検査も

「VOR」◆(2013/03/08) 北朝鮮,予防的核攻撃に向けて準備

「VOR」◆(2013/03/12) 米韓の諜報機関,北朝鮮指導部の資金プール発見か

「VOR」◆(2013/03/05) 国連安保理事会 北朝鮮の核実験に関する協議を実施

「VOR」◆(2013/03/19) 日本,ウラン濃縮に用いられたと見られる北朝鮮からの貨物を押収

「海洋戦略研究」◆(2013/03/08) 国連安保理,北朝鮮追加制裁

「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2013/02/14) 中国 北朝鮮を追い込むような制裁には今も消極的 ただし“血盟”関係変化を窺わせる動きも

「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2013/02/16) 韓国  高まる核武装論,先制攻撃論など対北朝鮮強硬論

「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2013/03/10) 北朝鮮制裁 実効性は中国次第 中国独自の制裁措置も

「人民網」◆(2013/03/06) 外交部:安保理が朝鮮に適切な対応をすることを支持

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2013/02/22) 【田中均の「世界を見る眼」】緊迫化する北朝鮮情勢 核実験強行の狙いと国際社会に求められる覚悟

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2013/02/18)『コリア・レポート』辺真一編集長が警告! 国連の制裁措置次第では最悪のシナリオも  米朝対立による“第二次朝鮮戦争”の危険性

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2013/02/25) 中国のインテリ層は激しく批判 朝鮮核実験に対する中国外交の無策
「地政学を英国で学んだ」◆(2013/03/09) 北朝鮮をつぶして朝鮮半島を統一せよ
>著者は中国共産党中央党校の発行する「学習時報」の副編集長

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/01/26) 核実験の前に軍事挑発か?

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/01/29) あらかじめ計画された核実験?

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/01/30) 数日中にも核実験?

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/01) ウラン型実験で全面対決へ?

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/05) ムスダン,KN08,プルト型小型起爆装置,濃縮ウラン型,水爆をいっきに進める可能性も

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/06) 北朝鮮の思惑に対する過大評価と,核ミサイル技術に対する過小評価

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/09) ブースト型核分裂弾説が浮上

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/10) 冷静に,慎重に,現実的に,大胆に

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/11) 核実験中止???

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/12) 速報 核実験?

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/12) 核実験 現時点でわかること

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/12) 核の小型化で日本が射程内に入る脅威

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/13) ニコ生【核実験を強行】どうなる北朝鮮?どうする日本?

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/14) ついに核の脅威下に入ったらしいのに・・・

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/16) 「脅威」の現実性評価

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/02/27) 北朝鮮・昨年4月の「特別行動宣言」はやはりサイバー攻撃だった

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/03/07) 北朝鮮の狙いは「抑止力」

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/03/13) 北朝鮮ICBMを米国も警戒

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/03/18) 北朝鮮が日本に核攻撃?

●2013年制裁対応以降

「FT」◆(2013/04/01) North Korea tests the limits of a MAD world
FT紙のラックマンによる「北朝鮮には核抑止が効かない」論

「Gurdian」◆(2013/04/02) North Korea to restart nuclear reactor adding to near-daily warlike threats against US and South Korea

「VOR」◆(2013/04/02) 北朝鮮 寧辺の原子炉を再稼動

「VOR」◆(2013/04/02) 金正恩第一書記 核兵器は国の平和を保障する

「VOR」◆(2013/04/03) 米韓 北朝鮮の核施設を制圧するために専門組織を設置

「VOR」◆(2013/03/27) 北朝鮮「朝鮮半島での核戦争の脅威が現実的に」

「VOR」◆(2013/04/08) 韓国:北朝鮮は新たな核実験の準備をしている

「VOR」◆(2013/04/08) 韓国の統一相,北朝鮮が核実験を行うという自説を撤回

「VOR」◆(2013/05/10) 北朝鮮 韓国の軍事演習に対して核兵器使用を示唆:国連は「行き過ぎ」

「VOR」◆(2013/05/28) 北朝鮮は核ポテンシャルを放棄せず

「VOR」◆(2013/05/29) 北朝鮮:協議と交換に核保有国の地位

「VOR」◆(2013/06/19) 韓国 北朝鮮に核プログラム放棄に向けた現実的な行動を取るよう求める

「VOR」◆(2013/06/26) 北朝鮮の核実験場に動きあり

「VOR」◆(2013/06/27) 韓国のパク大統領 北朝鮮の核問題 北京で協議

「VOR」◆(2013/07/18) 専門家:北朝鮮は4度目の核実験を実施できる状態にある

「VOR」◆(2013/09/12) 米研究グループ:北朝鮮 原子炉再稼動の可能性

「VOR」◆(2013/09/14) 北朝鮮がシリア危機から得た教訓とは?

「VOR」◆(2013/09/24) 専門家:北朝鮮はウラン濃縮用遠心分離機を自前で製造する能力を有している

「WP」◆(2013/03/23) Why China won’t act against a nuclear North Korea
なぜ中国は核武装した北朝鮮につよく出れないのか

「黒マッチョ」◆(2013/03/31) 北朝鮮「経済と核兵器の建設並行」路線打ち出す

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/03/28) なし崩しの核武装既成事実化とさらなる核・ミサイル実験を続けたい北朝鮮

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/04/02) (速報)北朝鮮原子炉再稼働へ

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/05/08) 米韓首脳会談で北朝鮮核武装黙認?

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/05/10) 北朝鮮「寸止め」挑発はとりあえず成功

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/07/25) 北朝鮮注目は軍事パレードより核戦力増強

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/07/30) 北の対話作戦の先に来るもの

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/08/08) 北朝鮮が濃縮ウラン増産まっしぐら!

「ワールド&インテリジェンス」◆(2013/09/12) 北朝鮮が原子炉再稼働か?


 【質問】
 北韓の第2回核実験はいつ行われたのか?

 【回答】
 各社報道によれば,2009/5/25,午前9時54分頃.
 韓国地質資源研究院がこの時刻に,人工的な地震を確認している.

【ぐんじさんぎょう】,2009/5/25 22:30

▼ 2006年10月9日10時35分(KST),北朝鮮は地下核実験を実施.爆発による地震波の測定から,咸鏡北道吉州郡豊渓里で実施したとみられている.
 CTBTOに基づく地震波観測網および,津波早期警戒観測網の高感度地震計で,核実験によるものとみられる人工的な地震波が捉えられた.

 震源の深さは0km(USGSの推定)で,通常の地震よりもかなり地表に近いところから地震波が到達したと推定されている.
 またロシア政府も,「同時刻に核実験を探知した」としている.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 第2回核実験の規模は?

 【回答】
 各社報道によって幅があるが,10〜20キロトンというところ.
 広島型原爆の威力が15キロトンであったから,ほぼそれと同等.

【ぐんじさんぎょう】,2009/5/25 23:00

▼ だが一方,6月4日14時43分付,YONHAP NEWSによれば,実験実施10日後になっても,いまだ大気中から放射性物質クリプトン Kr-85 やキセノン Xe-135 は検出されておらず,このため一部では,核実験の規模は4キロトンにも満たない可能性もあると観測されているという.▲

▼ 2009/6/15にはブレア米国家情報長官も,数キロトン規模だったとの見解を発表している.

▼ 基本的に地震計の波形にて推測することになるのですが,この波形というのがくせ者で.
 普通に考えれば分かることなのですが,どこでも同じように地震波が伝わるというものではありません.
 地盤・地質などの途中に介在する物が歪めたりしますし,伝わりやすいところ(方向・距離)もあれば,伝わりにくいところもありということで.
 そのため,できる限り多数箇所の計測結果と,それまでの観測知見を重ね合わせて震源地並びにその規模を推測することとなります.

 よって,初期報道と言うより,第一報にばらつきが出るのは当たり前.
 通常の地震データと同じく,順々に精度が上がってきて当然であり,〔略〕 最終的には各国のデータを集め,NPT関係で詳細解析が行われた結果が待たれます.
 以上,ご参考まで.

へぼ担当 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

▼ 地震波を解析した結果推定された実験の規模は,
CTBTOの観測網はM4.0,
気象庁はM4.9,
アメリカ合衆国地質研究所(USGS)はM4.2,
韓国地質資源研究院はM3.58〜3.7としている.

 各機関によってマグニチュードに大きな差があるが,これは核実験がP波をパルス状に出し,その最大振幅によってマグニチュードが決定されることによる.
 1つのパルスは,観測点や観測状況によって大きく異なり,マグニチュードの誤差も大きくなる.
 また日本の地震観測網(たとえばHi-net)は,"震源"の南東側しかカバーしきれず,満足な地震波形データが得られたとは言えない状況にある.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 第2回目の核実験は,最初の核実験より進歩しているのか?

 【回答】
 2009/5/25付,読売オンラインによれば,性能面では前回の実験に比べ,マグニチュードの大きさから推測して数倍になっており,威力を増している可能性があるという.
 ただし実験場所によっては,岩盤が固いほうがマグニチュードの値も大きくなるため,確定的な情報ではないともしている.
 ただし震源地は前回の実験場所とほぼ同じとも指摘されている.

【ぐんじさんぎょう】,2009/5/26 23:30


 【質問】
 第2回核実験の狙いは?

 【回答】
 江畑謙介によれば,以下のような狙いがあるという.

――――――
 北韓がこの時期に核実験を強行したのは,4月5日の長距離弾道ミサイル発射を非難した国連安全保障理事会の議長声明に対する,反発の意思表示と思われる.
 より強硬な態度を示して瀬戸際外交をさらに強めても,もはや失うものはないという判断だろう.
――――――

▼ 一方,米大統領選挙中に北韓政策でオバマを助言した米シンクタンク,マンスフィールド財団(Mansfield Foundation)のL・ゴードン・フレイク(L. Gordon Flake)は,核実験の主な目的は金正日総書記の健康状態が前年の脳卒中以降,悪化する中で北韓の体制を強化することだと述べ,
「オバマ政権との交渉開始を望むシグナルだという兆候は全く無い.
 ジョージ・W・ブッシュ前政権末期に,6か国協議を放棄して全速力で独自の核開発を行うことを決めたのは,まず間違いない」
と警告しているという.

 また,ブッシュ政権で朝鮮半島問題の最高顧問を務め,現在はジョージタウン大学(Georgetown University)の戦略国際問題研究所(Center for Strategic and International Studies)の研究員を務めるビクター・チャ(Victor Cha)も,
「北韓は,オバマ政権による対話に向けた取り組みをすべて拒否している」
と述べ,北韓がオバマ政権を直接交渉の席に着かせるために核実験をしたという一般的な見方を否定,金総書記体制の崩壊も視野に入れた体制変革に向け,北韓が,核保有国としての地位や安全保障上の保証を手に入れようとしているのだと述べているという.

 詳しくは,2009年05月27日 07:54付,AFPを参照されたし.▲

▼ さらに2009/5/25付,フィナンシャル・タイムズは,病気がちな独裁者・金正日の権威を確かなものとし,彼自身と,まだ権力のおぼつかない息子たちを,国内の政敵から守るためだったのではないか,という見方を紹介している.▲

▼ 2009/6/5付,YONHAP NEWSは,北韓が核兵器とICBMの開発に積極的なのは,金正日がその後継者・正雲を後押しするためだと分析している.
 核弾頭ICBM開発が,「安保・軍事の歴史に偉業を刻むもの」だとし,これを正雲が主導したと宣伝することで,彼に指導者の力量が備わっていることをアピールしようとしているのだという.
 実際,北韓軍部と朝鮮労働党では,正雲が核実験とミサイル発射を主導しているという宣伝が始まったと伝えられたという.▲

▼ 以下は林和立・国際教養大教授の分析.
 これまでの各種の説を総合したものだと言える.

――――――
「1つは金正日総書記の後継問題だ.
 金総書記は昨年夏,脳卒中などの脳疾患を起こし,健康状態は芳しくない状態だ.
 これはさまざまな情報からも裏付けられている.
 このため,金総書記の後継者を早めに決めておく必要がある.
 現時点で伝えられている有力な後継者は26歳の三男,金正雲氏だ.

 ところが,さまざまな情報によると,北朝鮮の人民軍の将軍らは様子見を決め込んでおり,三男を支持するところまでいっていないようだ.
 そこで,4月の長距離弾道ミサイルの発射や5月の核実験実施で,軍部をひとつにまとめて,金正雲支持で軍部を一枚岩にしたいというのが金総書記の考えではないか.
 金正雲氏は4月に軍事委員会の指導員に就いたという情報もあり,まず軍を固めるために,核実験などを強行したとみることもできよう」

「2つ目は,北朝鮮の軍事戦略の転換だ.
 これは,1番目の金総書記の健康悪化とも深く関連している.
 北朝鮮はこれまで核開発やミサイルの発射実験によって,日本や韓国,あるいは米国から経済的な見返りを求めてきた.
 また,米国とは06年10月の最初の核実験以降,2国間協議を実施するなど,米国から多くの妥協を引き出してきた.
 最終的に米朝間の外交関係樹立さえ念頭に置いていた節さえみえる.

 ところが,昨年夏以降の金総書記の健康悪化によって,そのような悠長な交渉はできなくなった.
 もはや,金総書記に残された時間はそれほど多くはないのだ.
 核実験を強行して,中国や他の国々から激しい批判を受けようとも,とにかく『核クラブ』入りして,核保有国として北朝鮮を世界に認めさせることによって,北朝鮮の外交的な地位を優位なものにしようという戦略に転換したのだ.
 このお手本はパキスタンであり,イランだ.パキスタンは核兵器を開発した当初は米国をはじめ国際社会から経済制裁など激しい批判を受けたが,いまや核保有国として認められ,めでたく『核クラブ』入りした.
 イランも核開発を批判されているものの,欧米諸国はイランの核開発を中止させることができず,いまや『イランの核開発もやむなし』という雰囲気になりつつある.
 このようなイランとパキスタンの例から,金総書記は,とにかく核兵器を開発すれば,国際社会は何も言えなくなると見くびっているのではないか」

「3番目は,現在の国際情勢をみたうえでの判断だ.
 世界的な金融危機などで,各国とも北朝鮮のことに手が回らない状況だ.
 特に,米政府はオバマ政権が誕生して,急速に軍備縮小路線をとり始めており,イラクやアフガニスタンからの撤退策を推進している.
 北朝鮮が4月に長距離弾道ミサイルを発射した際も,ゲーツ国防長官が北朝鮮のミサイルを迎撃しないとの趣旨の発言をするなど,北朝鮮を相手に軍事的行動を起こそうなどとはまったく考えていないことがみてとれた.
 オバマ政権は朝鮮半島でなにがあろうと,北朝鮮と戦争を起こそうなどとはまったく考えていないことが分かったのだ.
 米国からの軍事的な報復がないとみて,北朝鮮は長距離弾道ミサイルを発射したり,核実験を行ったのだ.

 さらに日本の麻生政権も足元は脆弱(ぜいじゃく)だ.
 今年9月の衆議院議員の任期満了までに総選挙を行わなければならず,いまは北朝鮮どころではないと金総書記はみているのではないか.

 韓国の李明博政権も,麻生政権とおなじく政治的には磐石(ばんじゃく)ではないのではないか.
 盧武鉉・前大統領が自殺したことで,多くの国民が同情するなど,現政権に対する支持はそれほど大きくはないということが分かったからだ」

――――――2009年6月6日16時55分,産経新聞

 佐藤優は,
・国内体制固め,
・対米関係調整
の,2つの狙いがあると述べている.
 その根拠として彼は,北韓政府の事実上の公式ホームページでの「報道」を挙げている.

 以下引用.

――――――
 筆者の見立てでは,北朝鮮の狙いは二つある.
 第一の狙いは,北朝鮮の国内体制固めである.北朝鮮には独自のタイムスケジュールがある.
 それは,二〇一二年を基点に,国家戦略を構築している.
 この年は,故金日成主席の生誕一〇〇年にあたる.
 北朝鮮では,金日成主席の誕生年をチュチェ(主体)元年とする元号制を導入している.
 金日成生誕一〇〇年を機に,金正日氏(国防委員会委員長)から後継指導者へ権力を移譲し,チュチェ一〇一年目にあたる二〇一二年に改元を考えているのではないかと筆者は見ている.

 ちなみに金正日氏の後継者が誰になるか,種々な憶測情報が流れているが,この問題に深入りする意味はあまりないと思う.
 北朝鮮の国家体制の根本原理(日本の伝統的言葉で表現するならば國體)からするならば,金正日氏と血がつながる息子が国家指導者に就任すれば,王朝は維持できるわけであり,誰が王になるかは本質的に重要な問題ではないからだ.

 第二の狙いは,対米関係の調整である.
 これは第一の国内体制固めとも密接に関係している.
 北朝鮮は力の論理の信奉者である.
 そして,金正日指導部は,北朝鮮が弱い国家であるということを十分に自覚している.
 金正日指導部は,米国が北朝鮮を本気で叩き潰すという意志を固めれば,北朝鮮国家が瞬時に破壊されるという認識をもっている.
 それ故に,ありとあらゆる手段を用いて,北朝鮮は米国から金正日体制に対する安全保障を得ようとするのである.
 今回の核実験の前にも,北朝鮮は明確なシグナルを米国に対して送っている.

 北朝鮮政府の事実上のホームページである「ネナラ(朝鮮語で“わが国”の意味)」(http://www.kcckp.net/ja)が,五月九日付
〔略〕
の報道で,典型的な外交シグナルを送っている.
 内容を敷衍すると,メッセージは次の三つになる.

 一,北朝鮮としては,米国のオバマ民主党政権が,対北朝鮮外交でどのような政策をとるかについて,オバマ氏が大統領に就任してから一〇〇日間,注意深く観察した.
 その結果,オバマ政権の対北朝鮮政策は,ブッシュ前共和党政権と同様に,強硬策であると判断した.
 特にヒラリー・クリントン国務長官の金正日政権に対する敵対的発言を看過することはできない.

 二,北朝鮮として特に問題視しているのは,四月五日の弾道ミサイル発射に対する米国の対応だ.
 米国は北朝鮮に制裁をかけて,軍事産業を解体しようとしている.
 このような状況で,北朝鮮として座して死を待つようなことはできない.
 現時点で北朝鮮が米国と交渉しても,北朝鮮が望む金正日体制に対する安全保障をとりつけることはできない.
 それならば,米国が譲歩するように,北朝鮮は与件を変化させる必要がある.

 三,与件を変化させるためには「核カード」を切ることがもっとも効果的だ.
 そこで,〈われわれはすでに明らかにしたように,核抑止力をさらに強化していくであろう〉というシグナルを送ることにした.
 米国人が北朝鮮の文法に通暁しているならば,〈核抑止力をさらに強化していく〉という表現が近未来に核実験を行うという意味であるとわかるであろう.

 だいたいこのようなことを考えて,北朝鮮は情報ゲームを展開しているのだと思う.

――――――「佐藤優の新・帝国主義の時代」: 北朝鮮の外交ゲーム・1

 オバマ政権の対北韓外交についての見方が北韓では,日本での「過度に融和的」という見方とは,全く異なっている点が興味深い.


 【質問】
 ワシントンポスト紙にてコラムニスト,アン・アップルバウムは「北韓の核実験は,アジアにおける米国の威信を傷つけ,核拡散防止に対するオバマ政権の覚悟を探るため,中国が企図したものだ」という見方を述べたそうだが?

 【回答】
 今回の核実験は,中国が北韓を全くコントロールできていないことを露呈したことで,米国以上に中国の威信のほうが傷ついたわけだが.

▼ 林和立・国際教養大教授にいたっては,
「中国はこれまで北朝鮮に十分な経済的な支援を見返りに,中国の主張に従わせようとしてきた」
「これは同時に,日米韓など国際社会が中国に期待していた北朝鮮への影響力に限界があることを明らかにしたものといえ,国際社会における中国の信望が地に落ちたことを示している」
とまで述べている.
(2009年6月7日16時14分,産経新聞)

 また,北韓の核武装に対応するため,日韓が軍備拡大をする可能性が高く,その点でも中国にとってはマイナスなのだが.

 ……もしかしてそれはアート・バックウォルトのジョーク・コラムじゃあるまいね?
 彼はコラムの中で,アップルバウムという架空の人物をしばしば登場させるのだが.


 【質問】
 この実験により北韓は,核兵器の小型化に成功したと言えるだろうか?

 【回答】
 2009/5/25付,ロイターによれば,まだそうとは言えないという.
 兵器専門家によれば,小型化技術の開発には相当な回数のテストが必要だという.

▼ 一方,江畑謙介は時事通信に対し,以下のようにコメントしている.

------------------------------------
 今回は発生した地震の規模が前回より大きく,成功した可能性がある.
 北韓が弾道ミサイルに搭載できる核弾頭を持った恐れが強まり,日本にとっての脅威は大きく増大したといえるのではないか.
--------------------------------------------

【ぐんじさんぎょう】,2009/5/27 21:30

▼ だが,上記とは逆の見方もある.
 ADDの朴昌奎(パク・チャンギュ)所長は2009/6/15,ハンナラ党の会議で,
「スカッド,ノドン,テポドンの各ミサイルに搭載できるだけの核兵器の小型化が可能な状態と見られる」
と述べたという.
 ADD,国防科学研究所は,国防部の傘下にあり,各種の武器開発を統括する部署.
 詳しくは2009/6/16付,朝鮮日報を参照されたし.▲


 【質問】
 北韓の第2回核実験は,予想されていたことなのか?

 【回答】
 ある程度は予想されていた.
 2009/5/25付,時事ドットコムによれば,米情報機関は「6ヶ国協議が行き詰まれば北韓は核実験を再度行う可能性が高い」と推測していたという.

 また,26日付,ロイターによれば,北韓は核実験実施1時間前に米国に,
2009/5/25日付,連合通信によれば中国にも,
通知していたという.
 その通知がいつ頃だったのかは報道では明らかになっていない.

【ぐんじさんぎょう】,2009/5/29 23:10
に加筆


 【質問】
 第2回核実験により,北韓の核兵器の脅威はどの程度になったのか?

 【回答】
 2009/5/25付,ロイターによれば,まだ現実的な脅威ではないという.
 製造能力や配備能力が完全ではないと見られるため.
 ミサイルに搭載できるだけの小型化はまだできておらず,爆撃機に搭載したところで,それも旧式であるため,迎撃戦闘機の餌食になるだけだろう,とロイター電では推測している.

 むしろ核兵器が北韓から他国・武装勢力などに拡散する可能性のほうが,現実的な脅威だという.

【ぐんじさんぎょう】,2009/5/29 23:20
に加筆


 【質問】
 北韓は核保有国になったと言えるのか?

 【回答】
 その質問については,似たようなQ&Aが,ロシア世界経済国際関係研究所の上級研究員,ウラジーミル・エフセーエフと,読売新聞のインタビューアーとの間でなされているので,まずそれを紹介したい.
 以下引用.

――――――
――すでに北朝鮮は核武装したと言えるのか.

「国際社会は核保有国と認めないが,事実上,北朝鮮は核兵器を取得した.
 だから北朝鮮への対応を変更する必要がある.
 既存の核兵器を解体させることが交渉の重要目標となる」

――――――読売新聞 2009年5月31日朝刊 国際欄(p.7)

 すなわち非保有国と保有国との間の存在として,国際社会では認識されている模様.


 【質問】
 第2回核実験に対し,新たな安保理制裁決議がなされる可能性は?

 【回答】
 2009/5/25付,ロイターによれば,中国が反対する可能性があるという.
 中国軍備管理軍縮協会のアナリスト,朱光亜によれば,中国のゴールは6ヶ国協議のプロセスを分解させないことであり,より厳しい制裁を課すことは,その目標を実現困難にする,というのがその理由.
 一方,上海・復旦大学の北韓問題専門家,蔡建は,
「北韓の核兵器プログラムが単なる交渉道具ではなく,北韓の究極の目的が核兵器保有に他ならないことがはっきりしてきた」
と述べているという.

▼ 制裁賛成を強く主張する中国人専門家もいる.
 中国共産党中央党校の国際戦略研究所教授で,国際政治学・朝鮮半島問題の専門家,張l瑰は,読売新聞のインタビューに対し,以下のように答えている.

――――――
――国際社会はどんな措置を講じるべきか.

「国連安保理が制裁強化を盛り込んだ決議を採択する必要がある.
 経済制裁だけでなく,(外交活動の制限など)政治制裁も含まれる.
 そうしてこそ北朝鮮の核兵器を効果的に阻止できる.
 採択できなければ,国際社会の失敗となる」

――北朝鮮には,この先,「核保有国」として米中露と4か国協議を行う狙いがあるとの見方も.

「北朝鮮は望んでいるだろうが,国際社会は連携して断固阻止しなければならない.
 一種の陰謀だ.
 今は交渉の時期ではなく,北朝鮮に有力な制裁を行うべき時期だ.交渉で核問題を解決できないことはすでに証明された.
 交渉は北朝鮮の時間引き延ばしの策略に過ぎない」

――核問題解決に向けオバマ米政権が北朝鮮と直接対話に臨む可能性もあるが.

「それはブッシュ前政権も犯した重大な過ちで,日和見主義だ.米朝2国間の対話には断固反対する」

――――――読売新聞 2009年5月29日朝刊

 私見だが,そうした考えが中国首脳部の大勢を占めれば,制裁に反対しない可能性もある.
 「究極の目的」に気づくのがめっちゃ遅いようだが……

【ぐんじさんぎょう】,2009/5/30 22:00
に加筆

▼ なお,2009年6月6日6時11分付,時事通信によれば,中国は「非軍事的措置をとる」と明記することを条件に,制裁決議に賛成する方向の模様.▲


 【質問】
 第2回核実験に対する安保理制裁決議の内容は,どのようなものになりそうか?

 【回答】
 2009年6月6日6時11分付,時事通信によれば,2006年の制裁決議1718号の強化を基本としており,北韓による武器輸出全面禁止,国連全加盟国への貨物検査実施義務付けが定められるという.
 ただし公海での検査については,船舶の所属国の同意が必要とする制限がつけられ,同意が得られない場合は,「適切な港」に問題の船を差し向け,同地で検査を行うよう各国に要求するという.
 また,非軍事的措置である「国連憲章第7章第41条に基く措置をとる」と明記されるという.

▼ その一方,2009/6/6付,読売新聞によれば,日米の草案にあった,北韓の「外国貿易銀行」「朝鮮大聖(テソン)銀行」との取引口座保持禁止を,各国に義務付ける条項は,北韓の暴発を恐れた中国の反対により削除されたという.▲


 【質問】
 実際に決まった国連安保理決議1874号の内容は?

 【回答】
 北韓による2回目の核実験に対する制裁を行うもので,2009/6/12,採択.

 「国際情報センター」の抄訳では,主要部分は以下の通り.

――――――
(・・部分省略)

安保理は,・・
国連憲章第7章下で行動し,その41条下の措置をとり,

(1) 安保理決議,特に決議1695号と1718号と2009年4月13日の安保理議長声明を全く無視し,それに違反して,2009年5月25日(現地時間)にDPRKにより行われた核実験を,最も強い言葉で非難する.

・・(2)−(8)省略

(9) 決議1718号の8項(b)の措置(注;北朝鮮の武器輸出禁止)は,すべての武器と関連物資およびそのような武器や物資の提供,生産,維持または使用に関連した金融取引,技術訓練,助言,役務や支援に適用されると決定する.

(10)決議1718号の8項(a)の措置(注:北朝鮮への武器輸出禁止)は,小火器や軽火器と関連物資を除くすべての武器と関連物資およびそのような武器や物資の提供,生産,維持または使用に関連した金融取引,技術訓練,助言,役務や支援に適用されると決定する.・・

(11)すべての国に,もしその国が,貨物が決議1718号の第8項(a),第8項(b),または第8項(c),あるいはこの決議の第9項または第10項で,供給,販売,移転,輸出が禁止されている項目を含むと信じる合理的な根拠を提供する情報を持っている場合,その国家の権限ある当局と法律に従い,かつ国際法に合致して,海港や空港を含むその領土内で,DPRKへの,またはDPRKからのすべての貨物を,これらの規定の厳格な履行を確保する目的を持って検査するように要請する.

(12)すべての加盟国に,もしこれらの国が,その船舶の貨物が決議1718号の第8項(a),第8項(b),または第8項(c),またはこの決議の第9項または第10項で,供給,販売,移転,輸出が禁止されている項目を含むと信じる合理的な根拠を提供する情報をもっている場合, 旗国の同意を得て公海上で船舶を,これらの規定の厳格な履行を確保する目的を持って検査するように要請する.

(13)すべての国に,第11項と第12項に従った検査に協力するように要請し,もし旗国が公海上での検査に同意しない場合,旗国はその船舶を第11項に従った現地当局による必要な検査のために,適切で便利な港に向かうように指示すべきことを決定する.

(14)すべての加盟国に,・・決議1718号の第8項(a),第8項(b),または第8項(c),またはこの決議の第9項または第10項で,供給,販売,移転,輸出が禁止されている項目を捕獲し,処理する権限を与え,すべてに加盟国がそうすべきことを決定する.

(15),(16),(17)(注:禁止物資などを運んでいると疑われる北朝鮮船舶への燃料などの供給禁止)
(18)−(20)(注:金融,援助の制限),
(21)−(34)省略.

――――――

 同,ブログでは,
・中国が,北朝鮮を過度に刺激しないように求めたため,若干弱い決議になったが,弱いものでも全会一致で決議を採択するメリットはある.その意味では,評価できる.
・ただしこれで北の核開発にブレーキをかける効果は見込めないと思われる.
・北の経済には,締め付け効果はあるだろう.
との評価を下している.

 その後発生した事例を見るに,「最寄りの港」という部分を利用して,北韓の友好国ミャンマーの港に北韓の貨物船が逃げ込むかのような行動をとって,臨検を事実上逃れようとするケースがあり,今後もそうした臨検逃れが頻繁に起こると予測される.
 その点からも上記評価はほぼ妥当といえよう.

消印所沢

▼ これにまつわり2009/6/27のワシントンポストは,
「北鮮はシナ向け鉱物輸出で得た現金を軍備増強のために使っている.
 このことは経済制裁の影響を無にする恐れがある」
と伝えています.

 背景にあるのは,25日に中共外務省が行なった
「国際社会の措置が,北鮮の民生と正常な経済貿易活動に影響を与えてはならない」
とする公式発表です.
 ミシェル・フロノイ米国国防次官が先週,シナの中共,わが国,韓国を訪問し,北鮮に対する国際制裁への協力を求めていますが,中共の発表は次官のシナ訪問後に出たものです.
 中共は
「安保理決議の制裁には,民生と正常な経済・貿易活動と人道主義的援助に影響を与えてはならないとの規定がある.
 1874号決議に賛成した諸国はこの点について共通認識があるはずだ」
としています.
 中共はこの発言を通じ,事実上今回の制裁に参加しないことを表明したわけです.

 素人レベルでもあらかじめ予想されたことですが,わが国はこれに何ら有効な手当を講じられません.
 できるのは
「どうせ中国はこう反応するから制裁しても無駄だ」
「どうせわが国は米の属領だ」
という愚痴をこぼすことだけです.
 その先に進む力がまったくありません.
 ナゼこうなったのでしょうか?

 国連を信仰し,軍事力を国家から奪っている意味をいまだ理解できていないからです.
 事なかれ主義に飲み込まれ,国家を守ることに取り組んでこなかったからです.
 半島核武装という,わが国家の命運に関わる事態を国連に託すのは無意味どころか,わが国独立に悪影響しかもたらしません.
 国連とは信仰してすがるものではなく,自国の国益を図るため利用しつくす対象でしかありません.
 〔略〕

おきらく軍事研究会,平成21年(2009年)6月29日
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 カンナム号事件とは?

 【回答】
 米が主導して行なっている国連安保理による北鮮制裁決議の実践ですが,その一環として米海軍イージス艦が
「核兵器関連物資搭載の疑い」
で北鮮の「カンナム号」を追尾中です.
 同船は2009/6/26時点で台湾海峡を通過し,南シナ海をミャンマー方面に向かっているようです.

 情報筋の話では,カンナム号はこの後シンガポールに寄航し,ミャンマーで搭載した武器と食糧を交換するとのことです.

 北鮮の武器輸出は,アジアではミャンマー向けがほぼすべてです.

 韓国情報を総合しますと,米はカンナム号が南浦港を出港したときから,KH12偵察衛星やP3Cなどを総動員して監視を行っており,21日からはイージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」を派遣し,カンナム号の追尾を続けています.

 北鮮はミャンマーとの間で,「武器を売る代わりに食糧をくれ」という協約を結んでいるそうです.

 ⇒米は,「核兵器関連物資の奪取」を図っているとされ,シンガポール,ミャンマー寄航時に血の雨が降るかもしれないとの情報もあります.
 おそらくこの船の動きと,北鮮が準備しているとされる「短・中距離弾道弾の試射」は関連してるのでしょう.
 今週末あたりの試射可能性が一番高いですね.

おきらく軍事研究会,平成21年(2009年)6月29日
青文字:加筆改修部分

▼ 韓国情報筋は
「6月中旬に中国海軍が南シナ海沖で機動訓練を展開するのを受け,米海軍はフィリピン・ルソン島中部のスービック湾沖でこれを監視する作戦を繰り広げた」
と伝えている.
 この過程で米海軍は水中の音波を探知する全長1.5キロの曳航(えいこう)ソナー(sonar)を動員し,中国の潜水艦がこれに衝突する事故もあった.

 その後,同船は同月下旬に北上.
 7/7,韓国軍関係者は「カンナム」が6日夜,同国西部の南浦港に入ったと明らかにした.
 目的地への寄港を断念した模様.
 韓国の国防部当局者は,
「ミャンマーが入港を断ったのが方向転換の決め手となったようだ」
と話している.

 これにより,積荷が何だったかは不明のままとなった.

 【参考ページ】
2009年7月7日14時23分,時事通信
2009.07.07 08:29:34,中央日報(写真も)
2009.07.07 08:29:44,中央日報

「カンナム」
中央日報より引用)


 【質問】
 日本政府が独自に行う制裁はどのようなものか?

 【回答】
 2009/6/16に決定されたのは,北韓への輸出の全面禁止.

▼ 2009.12.1には,この全面禁止制裁措置を無視して衣類などを輸出したとして,神戸市の貿易業者が外国為替法違反の疑いで警察に逮捕されている.
 制裁措置拡大後では初.

 逮捕されたのは,神戸市の貿易会社の実質的な経営者の中西伯子容(62)と,従業員の池山正記(73).
 2009年8月に,下着や靴などの日用品およそ600万円分を,神戸港から中国を経由して北韓に輸出した,外国為替法違反の疑い.
 2人は,北韓と長年にわたって貿易を続けていたという.

 【参考ページ】
2009/12/01[11:26:35],NHKニュース


 【質問】
 もし仮に核実験への制裁が引き金になって戦争が起これば,韓国はどのくらいの損害を蒙るだろうか?

 【回答】
 2009/6/5付,Record Chinaによれば,グローバル・セキュリティはその被害を数百億ドル,数万人と分析しているという.
 BC兵器や特殊部隊が投入されれば,被害はさらに拡大するだろうという.
 中でもソウルは真っ先に狙われるだろうという.


 【質問】
 北韓の核実験に対抗して,日本も核武装したほうがいいのでは?

 【回答】
 核抑止力が実現できるまでのおよそ50年間,乱暴に言って日本の国防は丸裸となりますが,それでもよければお好きにどうぞ.
 ちなみに核兵器を持つことと,核抑止力を持つこととは,別物です.

 それよりも非核三原則の撤廃のほうが現実的.
 自前の核武装を考えるのは,その後にすべき.
(他にも問題は山積しているが.
 北韓についての正確な情報があまりにも不足している現状では,まともな戦略一つ立てられないので,諜報分析機関を整備しなければならない等)

【ぐんじさんぎょう】,2009/5/31 22:00
に加筆


 【質問】
 今後も北韓は核実験を続けるでしょうか?

 【回答】
 続きます.
 ミサイルに搭載できなければ意味がないので,小型化のための実験が続けられることになります.
 これをやめさせるには,「核兵器放棄か,さもなくば死か」という選択を突きつけるしかありません.

【ぐんじさんぎょう】,2009/6/2 00:40


 【質問】
 第3回核実験はいつになるだろうか?

 【回答】
 2009/6/5付,YONHAP NEWSによれば,北韓は核弾頭型ICBM開発を年内に終える計画を立てており,これに向けて年内にも3回目の核実験を強行するだろうと,北京の外交・安保消息筋は見ているという.
 同記事によれば,消息筋らは国連安保理の制裁案では,北韓の核弾頭ICBM開発を抑えられないと懸念しているという.
 そして北韓が核ICBM開発に成功すれば,6ヶ国協議は意味がなくなり,廃止される可能性が高いと外交消息筋は見ているという.

【ぐんじさんぎょう】,2009/6/7 21:00


 【質問】
 第2回核実験後,中朝関係はどうなったか?

 【回答】
 2006/6/5付,朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/news/20090605000019
http://www.chosunonline.com/news/20090605000020
によれば,互いに非難の応酬を繰り広げるなど,確実に悪化しているという.

 北韓外務省は2009/5/29の談話の中で,安保理での制裁について議論している中露を,「米国に阿諛(あゆ)追従する勢力」と非難.

 中国も,人民日報姉妹紙である環球時報が2009/6/3付社説で,「恩知らず」との表現まで用いて北韓を非難したという.
 慎重であった中国の最高幹部たち,習近平国家副主席や梁光烈国防相までが,北韓を明確に批判しており,北韓最高人民会議の招きで訪朝する予定だった陳至立・全人大副委員長も,訪問を中止している.

 ただしこれらが中朝関係の変化に繋がるかどうかは不透明だという.
 米中間の緩衝地帯となっている北韓を,中国は簡単には放棄しないだろうという意見は多いという.
 また,2006年の核実験当時の中国の,北韓に対する非難は今回の非難よりも強かったが,関係自体には大きな変化はなかった点も指摘されている.

▼ たとえば林和立・国際教養大教授は,以下のように述べている.

――――――
「今回の中国指導部の反応は不思議なくらい極めて冷静だ.
 それ以上に,冷めているといえるかもしれない.
 2006年10月に北朝鮮が初めて核実験を行った際,中国外務省は『悍然』(日本語で『強硬に』の意味)という言葉を使って,北朝鮮の核実験実施に反対したうえで,
『冷静さと自制心を必ず保持するよう希望する』
などと,核実験そのものが北朝鮮の暴走であるとの見方を示した.
 この『悍然』という言葉は,中国外務省の歴史のなかでも,使われたのは数回しかない.
 それほど,中国政府は06年の核実験に強く反対したのだ.
 その言葉どおりに,中国は一時,北朝鮮向けの原油の輸送をストップしたほか,貿易も中止した」

「ところが,今回の場合,核実験が行われた5月25日,中国外務省が発表した声明は,
『中国は北朝鮮が国際社会の反対を無視して,再び核実験を行ったことに強く反対する』
というもので,『悍然』という言葉は用いられていない.
 それどころか,この期に及んで,北朝鮮の6カ国協議への復帰を求めるととともに,こともあろうか
『中国政府は関係方面が冷静で妥当な対応を行い,対話と協議を通じて平和的に問題が解決するよう望む』
と述べて,日米韓など国際社会による北朝鮮非難を牽制(けんせい)する動きさせみせている.

 さらに,中国政府は国連駐在の中国代表部に対して,北朝鮮に対する新しく,かつ強硬な制裁を含む国連安全保障理事会決議については賛成しないように訓令を送るなど,日米韓などによる制裁強化や,国連での新たな北朝鮮非難決議などをめぐる動きを阻止するよう求めている.
 中国指導部がこれほど北朝鮮に配慮しているということは,北朝鮮内部に大きな変化が生まれており,国際社会による北朝鮮への非難なり干渉によって,北朝鮮のなかで一層深刻な事態が起こる,つまり,何らかの形で“暴発”することを中国側は懸念しているのではないか」

――――――2009年6月6日16時55分,産経新聞

【ぐんじさんぎょう】,2009/6/9 22:00
に加筆


 【質問】
 中国が今後しうる対北韓政策は,どのようなものだろうか?

 【回答】
 林和立・国際教養大教授によれば,あまり有効な選択肢は残されていないという.
 考えられるのは,中国政府の中でも随一の北韓通で知られる戴秉国(たい・へいこく)国務委員(副首相級)か,王家瑞・党統一戦線部長を平壌に派遣し,北韓を説得することだという.
 また,これまで以上の経済支援をちらつかせ,北韓側が柔軟姿勢に転じるのを待つことも考えられるという.

 詳しくは,
2009年6月7日16時14分,産経新聞
を参照されたし.

 要するに実質,「何もできない」ということか……

【ぐんじさんぎょう】,2009/6/10 22:00
に加筆


 【質問】
 北韓の核兵器に対し,韓国はどのような対抗手段を考えているのか?

 【回答】
 2009/5/25に李相喜国防相が国会で明らかにしたところによれば,有事には弾道ミサイルや発射基地に加え,核兵器貯蔵が疑われる施設をも攻撃対象として想定しているという.
産経新聞報道
 太陽政策をとっていた盧武鉉政権時代には,こういう方針は不可能であった可能性が高いことから,李明博政権に代わってからこうした想定が行われるようになったものと推測される.

 また,大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)への全面参加も表明している.

【ぐんじさんぎょう】,2009/6/3 23:50
に加筆


 【質問】
 なんで韓国の大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)全面参加が,北朝鮮に対する宣戦布告となるんでしょうか?

 【回答】
 北韓がそのように解釈すると言い張っているだけであって,国際法上は全く通らない話.

 PSIの性格上,これが全面的に実行されたら,北は国外に核兵器や核物質,それに弾道弾技術を売れなく(国外に持ち出せなく)なる.
 弾道弾とその技術は北の重要な商品の一つだったりするので,外貨獲得源が失われる.
 韓国がPSIに全面参加するとなれば,北からの海上輸送を臨検するのは韓国の任務となるだろうから,韓国は北にとって「第1の邪魔者」になるだろう.

 ・・・冷静に考えると,これで北は弾道弾や核兵器を開発していることを,「自衛」のためではなく外国に売って金にする,もしくはテロリストやテロ国家を支援していることを自分で認めたようなものなのだが,何故そんな自滅的行為に出てきたのかは・・・よくわからん.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 韓国がデフコン2って良くあることなのかしらねえ?
 在韓米軍なのか韓国軍なのかいまいち不明だけど.
 ソースはCNNと読売(笑)
 いよいよ始まるのか?

けんけん in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 【回答】
 デフコンではなくウォッチコンでは?
 以下引用.

――――――
核問題:対北監視体制を第2段階に引き上げ(上)

 韓米連合司令部は北朝鮮が2回目の核実験に続き追加の挑発を行う可能性が高いとして,28日午前7時15分付で,北朝鮮に対する情報監視体制「ウォッチコン(WATCHCON=Watch Condition)」を,第3段階から第2段階へと引き上げた.
 しかし,防御準備態勢(戦闘準備態勢)を示す「デフコン(DEFCON)」は,現在の第4段階を維持することにした.
――――――

JSF in 「軍事板常見問題 mixi支隊」,2009年06月01日 00:30


 【質問】
 第2回核実験の次に北韓が行う可能性があることは何か?

 【回答】
 2009/5/27付,ロイターによれば,全面戦争は考えにくいが,更なる核実験(これは保有プルトニウムが減少することを意味するので諸刃の剣だが)や,テポドン2発射実験,韓国のPSI実施に伴う陸海国境での銃撃戦が予想されているという.
 また,2009年3月に北韓によって拘束されたアメリカ人ジャーナリストの裁判が,6/4から始められる予定であり,北韓はこの2人を人質として外交の道具にする可能性が高い.

 詳しくは同記事を参照されたし.

【ぐんじさんぎょう】,2009/6/2 23:10
に加筆


 【質問】
 北韓は,本当に核融合に成功したの?

 【回答】
 まさか(笑)

 「北韓,核融合に成功」の話は,2010.5.12,国営の朝鮮中央通信(KCNA)が報じたもの.
 電力不足に悩む北韓は,新たなエネルギー源を生み出したとして,建国者である故金日成主席の生誕日4月15日に「人工太陽」を生み出したとしている.
 また,北韓・朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は12日付の1面記事で,北韓の科学者らが核融合反応に成功する誇らしい成果を収めたと主張し,核融合の成功は発展を続ける北韓の先端科学技術を誇示した一大事件だと報道した.
 また,科学者らは数多くの科学技術的な問題を100%独自に解決し,ついに核融合反応に成功したと強調した.
 この過程で,北韓式の独特な熱核反応装置が設計・製作され,核融合反応と関連分野の基礎研究が終わったと説明した.

 しかし核融合は,極めて難しい技術であり,旧ソビエト時代の原子炉を中心に,1940―50年代の技術で進められている北韓で,それに成功したとは到底信じ難い.
 大半の専門家は,2度にわたる核実験より威力の大きい核実験の兆候がなかった点から,説得力に欠けると指摘している.
 ソウル国立大学の核専門家クン・Y・スーは
「かなり不正確で著しく誇張されている.おそらくは小規模な実験をしただけだろう」
と述べている.
 また,核融合専門家の洪相喜(ホン・サンヒ)ソウル大学教授は,北韓が核融合研究を行っていること自体が世界の科学界に知られていないことから,「熱核融合反応装置」を開発して実験を行った程度だろうと述べた.

 ちなみに北韓では,これまでも
「核融合を通じて恒久的エネルギー源が生み出された」
という科学者の主張がされたが,いずれも異議が唱えられている.
 科学技術政策研究院の李春根(イ・チュングン)博士によると,北韓はすでに2000年初めから平城科学団地などで核融合研究をしてきたという.
 だが,核融合は実験室で成功させるのは難しく,これまで常温で核融合に成功したと主張した例もあったが,すべて検証過程で認められなかったと説明した.

 【参考ページ】
2010年5月12日12時36分,ロイター
2010年5月12日15時43分,聯合ニュース


 【質問】
 2013.3.7午後(現地時間)に決まった,北韓に対する国連安全保障理事会の制裁決議の内容は?

 【回答】
 中露を含む全会一致で決定されたもので,既に科されている渡航禁止および口座封鎖による制裁措置を強化する内容.
 資産凍結や海外渡航禁止の対象となる団体・個人,禁輸品目の追加指定など既存の制裁を拡大する一方,北韓との金融取引の規制や貨物に対する検査を国連加盟国に義務付けるなど,強制力を増した.
 また,「北韓外交官に与えられる特権を乱用していることを憂慮」という表現を盛り込み,北韓外交官に対する警戒を強めるよう加盟国に要請し,安保理決議違反や制裁破りを手助けしたと判断される北韓国籍の人物については原則,強制送還するよう加盟国に義務付けた.

 ただし毎日新聞は,
・「加盟国が国内法に従って検査することに変わりはなく,検査内容や厳しさに差が生じる可能性はある」
・「大連港が禁輸品の積み替え港」であると指摘されており,また,「新型弾道ミサイルの移動式発射台車両を北朝鮮に輸出した疑いもある」ため,「中国の制裁実施への真剣度が問われる」が,「李保東国連大使は7日の採択後,決議が制裁だけでなく,北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議再開に言及している点を強調.「目下の優先事項は緊張を緩和し,交渉に戻ること」と述べ,中国の基本姿勢に変化がないことを示した」
との旨,報じている.

 CNNによれば,専門家は「中国が北朝鮮に対する食料供給やエネルギー支援,投資を行う限り,制裁は問題にならない」(ケイトー財団のダグ・バンドウ氏)と指摘しているという.

 また,国際社会が制裁強化を繰り返してきたことで,北韓側の偽装工作も巧妙になっており,海外で仮名の銀行口座を設けたり,制裁リストに入った企業の名称を変えたりして,抜け穴を探し続けるのは間違いないと,日経新聞は指摘している.

 【参考ページ】
CNN,2013.03.08 Fri posted at 09:40 JST
NHK,2013年3月8日 0時27分
時事通信,2013年03月08日 00時58分
日経新聞,2013/3/9 0:21
毎日新聞 2013年03月08日 22時31分【ニューヨーク草野和彦】

安保理決議のポイント
(こちらより引用)

【ぐんじさんぎょう】,2013/03/09 20:50
を加筆改修


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