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◆◆中国による支配状況
<◆チベット 目次
中央アジア&コーカサスFAQ目次


 【link】

「2AA」◆(2013/05/21) 【アメリカ】中国の信仰の自由「国際基準満たさず」米報告書,チベット弾圧「際だって悪化」

「Blogs of War」◆(2013/05/20) China deploys Su-27 fighters in Tibet, can target key Indian air bases
「Indian Defence」◆(2013/05/20) Chinese SU-27's now in Tibet.

「dias」◆(2011/06/05)Kirti Monks Reject Buy-Off
>キルティ寺の僧侶を買収しようとした中国当局の失敗談
>金で解決できると思っているところが,いかにもいまの中国政府らしい

「KINBRICKS NOW」■(2011/12/07) google+にアップされた衝撃の写真=文革かと見紛う弾圧の光景―チベット(tonbani)

「KINBRICKS NOW」■(2013/05/07) ラサの街並みをニセモノの“歴史ある街並み”に作り替える再開発=チベット人作家が支援訴え(tonbani)
「人民網」◇(2013/05/13) 商業優先のラサ旧市街「破壊・再開発」はデマ

「Lung-ta Project jpn」◆(2013/05/26) 作家ツェリン・ウーセルさん「カムのウォンポ寺院(現在の四川省甘孜州石渠<セルシュ>県)座主のアチェ・リンポチェが,2008年3月の抗議事件後にラサで逮捕され5年の懲役刑を受けいたが,最近釈放され,ウォンポ寺院に帰還した」

「The Epoch Times」◆(2010/09/15)Over-Development on the Tibetan Plateau Endangers China’s Future

「The Hindu」◯(2013/02/07) Our dams will not impact ecology in India: China
中国政府はチベットダム開発で,インドなど下流への影響はないと

「Tibetan Review」●(2012/10/05)China to spend 100 bln yuan on solar, hydropower projects in 'Tibet'
中国電力企業,チベットへ1000億元投資,太陽光と水力

「VOR」◆(2012/03/16)チベット僧ら 中国政府から年金を受給

「VOR」◆(2012/05/14)ダライ・ラマ 中国が自分の暗殺を画策と憂慮
「スパイ&テロ」◆(2012/05/14) 中国工作機関がダライ・ラマ暗殺計画?

「VOR」◆(2013/05/09) 英国 チベット独立を支持せず

「xinhuanet.com」○(2011/08/16)China to spend 11.6 bln yuan on Tibet's water projects over next five years
中国政府はチベットの水資源開発に116億元,18億ドル相当を投入する

「ウーセル・ブログ」◆(2013/04/29) 北京はなぜ工作組を派遣し,僧侶の携帯電話を検査するのか?

「エルエル」◆中国で開催されているチベット展に展示されている写真の一部

「ガイドミー!」◆(2013/03/18) 【チベット】ロブサン・センゲ氏「捕まれば,公衆の前で罪の告白を強いられ,その様子を国営テレビが報じる.さらに拷問,行方不明」

「海洋戦略研究」◆(2010/06/20)天空の水争い(2)

「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2012/03/10)チベット  チベット蜂起から53年 連続する焼身抗議 住民の焦燥感と亡命社会の無力感

「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2012/04/04)ふたつの鉄道  ラサから青蔵鉄道をネパールへ延伸 北朝鮮・羅津とロシア・ハサン間を結ぶ貨物運行

「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2012/04/16)中国  東西の境界に位置する銀川(寧夏回族自治区)

「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2012/04/18)中国・トルファン  21年ぶりのセンチメンタル・ジャーニー

「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2012/04/19)中国・トルファン  変わったもの,変わらないもの 中国今昔あれこれ

「人民網」◇(2012/08/29)青蔵送電網連結プロジェクト 西蔵の電力不足が解消

「ストパン」■(2008-11-08)[ナショナリズム][チベット]チベットで起きているのは「民族浄化」ではない

「ストパン」■(2009-01-18)[チベット]チベットで行われているエスノサイドについてのメモ

「ストパン」■(2009-03-30)[チベット]いつわりの「農奴解放記念日」

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2013/03/22) 【橘玲の世界投資見聞録】チベットの民族独立問題と経済的支配

「大陸浪人のススメ」:中国人「チベットって別に分割してもOKじゃね?」

「大陸浪人のススメ」:【番外編】 チベット問題に関する知日派中国人の意見 その1
「大陸浪人のススメ」:【番外編】 チベット問題に関する知日派中国人の意見 その2
「大陸浪人のススメ」:【番外編】 チベット問題に関する知日派中国人の意見 その3

「大陸浪人のススメ」◆(2010/02/21)オバマ,ダライ・ラマ14世に会見 → 中国インテリ層の反応を拾ってみた

「ダライ・ラマ法王日本代表部事務所」◆(2013/06/06) 【更新】チベット人コミュニティーに対する中国のスパイ行為とテロ計画が発覚

中国政府の情報規制とチベット問題の関係

「暇は無味無臭の劇薬」◆(2012/06/09)「中国,チベットへの外国人観光客受け入れを禁止」海外の反応

「北京・平河趣聞博客(ぺきん・ひらかわこねたぶろぐ) 」:聖地チベット展をチベット記者と一緒に観た(だいぶ前)

(ノ∀`):【チベット虐殺】日産,「CMにリチャード・ギア起用したら,中国政府の反感買う」と契約ドタキャン…業界関係者明かす

(ノ∀`):【チベット大虐殺】 温首相 「ダライが『チベット独立放棄』し,『台湾を不可分の中国領土と認める』なら,対話してもいい」
>いまどき少年漫画でも
>こんなわかりやすい悪役いないだろ(笑)

(ノ∀`):中国,「この“人民戦争”を戦う!ダライ・ラマ派の醜い面をさらけ出す!」宣言

(ノ∀`):【中国】「僧侶のポスターはチベット独立を意味する!」 ネット上でコカコーラ(五輪スポンサー)の不買運動→コカコーラ、謝罪&ポスター撤去 【中国】「僧侶のポスターはチベット独立を意味する!」 ネット上でコカコーラ(五輪スポンサー)の不買運動→コカコーラ、謝罪&ポスター撤去

「ハイエナログ」:【チベット弾圧】ローマ法王「対話と寛容を」→中国政府「寛容というものは,犯罪人のためには存在しない」


 【質問】
 なんで中国はそんなにチベットを手放したくないんだろ?

 【回答】
 一つにはチベットの分離認めると,台湾や最悪満州の分離も認めなきゃならん.
 スケープゴートが亡くなるので,国内の不満の循環も出来なくなる.

 二つには,チベット手放したらインドかロシアがそこに進出する.
 もっと悪いのはアメリカが裏庭を取っちゃう事.それが怖い.

 三つには,昔から中原は結構チベットの部族国家(杜蕃とかな)に圧迫されてきた.
 その記憶があるから,フリーハンドには絶対させたくない.

 その辺じゃない?

軍事板

 チベットを認めると自分たちの間違いをすべて認めることになるからな.
 植民地支配から脱却して,植民地支配を始めた中国.

 これを認めると,自治州という名の植民地支配の間違いを認めることになり,国家分裂の危機にも繋がる.
 でも実際は,国家分裂したところでどうでもいいんだけどね.
 もともとそういう国だし,都市部に人口集中してるから,むしろ地方を切捨てても経済力はあまり変わらない.

軍事板

Crush Tibet: China's only path
(英・タイムズ)チベットのクラッシュは中国の唯一の道である

By Rosemary Righter
From The Times March 18, 2008

では,「タイムズ」の論説委員であるRosemary Righterが,中国が何故,割に合いそうにも無いチベットをクラッシュさせなくてはならないのか,という理由を歴史的経過から説明していて,ちょっとおもしろい.

 彼によれば,チベットは歴代の中華帝国が,その全盛期の最大支配領域を誇る時にのみ中国に併合されてきた歴史があり,チベットの支配は中華王朝の成功のシンボルであるという.
 更に共産党政権にとっては,共産党独裁に並ぶような権威や思想(ダライラマ,チベット仏教)は到底許しがたい事であって,中国以外の全世界がダライラマを賞賛するまさにその理由によって,中国はダライラマを否定しなくてはならないのだとしている.

ニュース極東板

▼ 〔戦略的側面から言えば,〕中国では沿岸から攻め込まれても,内陸でひきつけて戦える.
 一方,秦など歴代王朝は内陸部から支配を始めて,中国統一に成功している歴史がある.
 つまり,中国は内陸部から沿岸部に支配地域を広げるやり方をされると,一番弱いのです.

 諸外国が思っている以上に,チベット問題では中国首脳部は譲歩しないはず.
 そういう自国の歴史があるからです.
 どんなに貧しく,不毛な土地であっても,中国の支配体制を揺らがせることは絶対に許さないでしょう.
 ウイグルも同じような理由から過酷な弾圧を続けています.

軍事板

▼ また『チベットの核』(チベット国際キャンペーン著,日中出版,2000.11.30),p.40-によれば,チベット高原一帯は,中国の核戦略上の重要拠点となっている.
 これを手放すということは,中国の核戦略を大きく狂わせることになる.

 同書によれば,中国は1965年から70年代はじめにかけ,「三線」と呼ばれる建設計画によって,戦略的に重要な工場・施設・軍事施設を四川省一帯に移転したという.
 これはソ連との関係の悪化に伴い,ソ連国境に近い中国北部の施設が危険に晒されていると考えたからであり,また,それら施設はソ連の援助で建設されたものであってソ連はその情報を熟知していると判断されたからだという.
 そこで,外国の侵略や爆撃から最も安全と判断された四川省に,秘密裏に莫大な工業投資を行ったとの由.
 純粋に戦略に限ってみれば,まあ妥当な判断だろう.

 また,それより以前,1960年代初めに「中国のロスアラモス」こと西北核武器研究設計学院(通称:第9研究所)が,青海省海北チベット族自治州ココノル湖畔に建設され,現在では主要な機能と設備は他の場所へ移転されているものの,以前として重要施設であるという.

 さらにウラン鉱山もあり,中国側の見解では「ラサとその周辺地域は,ウランを世界で最も大量に埋蔵している場所」だと見なされているという.
 中国の他の場所,湖南省と江西省のウラン鉱脈は,30年で枯渇すると見られており,その点から言っても中国がラサのウランを手放すことは絶対にないだろう.

消印所沢

 さらに,【日刊 アジアのエネルギー最前線】,2008/10/3付によれば,中国はチベットの水資源を重要視しているのだという.
 以下引用.

――――――
 「アジア大陸の水源はチベット高原」,インドのプロフェッサーが,長文の記事をジャパンタイムズに寄稿した.
 プロフェッサーらしく,世界の水事情を冷静に解説しながら始まるこの記事は,中国の水への執念に的を絞った厳しい内容である.
 彼は,
「過去の戦争は領土争い,現在の戦争はエネルギー争い,将来の戦争は水争い」
と,ことの深刻さを簡潔な文章で表現している.

 我々から見ると,アジアという世界は水が豊富で,最近は中東の資本が,将来の食糧事情を見越してカンボジアなどの農地を買収,確保に走っている,と言う記事も見ている.
 〔略〕
 でもプロフェッサーは,飲料水など生活に使える水はごく僅かだという.
 地球の3分の2は水であるが,塩を含んでいない水は僅かにその2.5%,また南極や北極の氷を除くと1%に減るという.

 そういう話をした上で,中国の水問題の深刻さを語り,中国にとって,チベット高原の水は,かけがえのないものである,と言う.
 1989年に湖錦濤が戒厳令を敷いてチベットの維持に動き,温家宝首相も,
「水不足の問題は中国の生死を分かつ」
という言葉を発している.
 また,もっと不吉な言葉は,前水資源相である Wang Shucheng, の言葉で,
「最後の一滴の水まで戦うか,それとも死か,これが中国が当面している挑戦である」
と.
 チベットは,その広大な面積の中に,氷河と地下水で莫大な水を包蔵している.

 教授は,このチベットの水資源の特徴は,量ではなくてその標高にあるという.
 標高5,000mにある莫大な水は,計り知れない価値を持っている.
 まさしく,重力で灌漑出来る場合の日本の農業に対して,インドは,灌漑のためのポンプの容量が大きく,これを農業用として電気料金優遇しているために,インドの電力セクターは貧乏している.
 日本の電力も農業を優遇しているが,ポンプは少なく,問題になっていない.

 そこでチベット高原だが,量ゆえに,また高さゆえに,アジア大陸の大河川を思うように支配している.
 特に,インドのインダス河と Brahmaputra 河はチベットに徹底的に依存している.
 中国が,Brahmaputra 河の有名な峡谷,「大屈曲点 Great Bend 」,にダムを造る計画を持っている.
 しかもこの地点は,インドとの国境に達する直前の中国領内である.
 重力だけで北京まで水を運ぶことが可能なのだ.

 教授は,単にチベットを有する中国を攻撃しようとしているのではなく,国際河川のあり方を述べている.
 このような重要な国際河川に於いては,何らかの国際機関の介在が必要だ,と主張している.
 その機関の要件は,透明性の確保,情報の共有,河川汚濁の防止,流域外への分流の阻止,であると言っている.
 メコン河委員会は,中国の不参加で,十分に機能していない.
――――――



           / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 
         /     漢型    \
         /              ヽ  僕等がいれば盥ラマなんて一捻りだよ!
   / ̄\ l      \,, ,,/      |  (言ってやった言ってやった)
  ,┤    ト |    (●)     (●)   |
 |  \_/  ヽ     \__■__/     .|  さぁ!チベットの領海まで速度50キロノット!
 |   __( ̄ |    \/     .ノ 
 ヽ___) ノ


軍事板


 【質問】
 チベットではなぜ,しばしば暴動が起きるの?

 【回答】
 中国がチベットで弾圧や虐殺を繰り返しているためです.
 また,中国政府は漢族をどんどんチベットに移住させ,今ではチベット人はチベットでも少数派にされてしまっています.
 このため,これまでも何度か暴動が起きていると伝えられています.

【ぐんじさんぎょう】,2008/3/15

▼ また『チベットの核』(チベット国際キャンペーン著,日中出版,2000.11.30)によれば,中国は核兵器開発を急ぎすぎ,かなり杜撰でムチャなことをやらかしているようです.
 プルトニウム粒子を含んだ煙を,集塵器もない煙突から空に垂れ流す,
核兵器開発過程で出る水銀を川に垂れ流す,
核廃棄物は湖に投げ込むか,浅い穴を掘って埋めるだけ,等など.
 そのせいで放射線障害がチベット人の間に多く発生していると伝えられています.
 また,ウラン鉱山から出る重金属の対策も取られないので,重金属中毒も続出している模様です.川の水が黒くなっている場所もあるとか.

 これでは暴動が起きないほうが不思議でしょう.▲

消印所沢

>プルトニウムの粒子を,集塵器も付けないで煙突から垂れ流し

 「パンツ1つになっても...」の国ですから,別段驚くに値しないでしょうね.
 従事者や住民にとってはたまりませんが,よその国のことですし,軍事技術ですからどのような無茶も工場が壊滅しない限り,「有り」だったのでしょう.
 ましてや,対処が比較的容易なプルトニウムですらその有様なら,それより扱いの難しい核分裂生成物(FP)や希ガス,放射性廃棄物の処理はどうなっていたのかと,寒気がしますね.
 もっとも旧ソビエトにしてもウラルの核惨事のような,大規模な事故を起こしても長いこと隠蔽してきましたので,中国では言わずもがなでしょう.

へぼ担当 by mail,2008年04月12日 10時02分

▼ さらに2008年暴動の際には,以下のような話も伝えられています.

[quote]
チベット暴動:僧侶ら「自由ない」と取材団に直訴
毎日新聞 2008年3月27日 14時40分


 【中国総局】チベット自治区ラサでの取材が許可されたAP通信によると,27日午前,市中心部のジョカン寺院 付近で取材していた外国報道機関の記者に対し,約30人のチベット人僧侶のグループが「チベットには自由が ない」と叫び,「ダライ・ラマは暴動とは関係がない.中国政府が言っていることは正しくない」と訴えた.
 これに気づいた中国政府当局者が,記者らに現場を立ち去るよう叫び,僧侶たちを引き離そうとした.
 僧侶らは「これによって逮捕されるだろうが構わない」と記者らに語ったという.

[/quote]

▼「共産主義は愛にあらず.共産主義は敵を叩き潰すためのハンマーなり」

(毛沢東)▲


 【質問】
 チベット人はどんな迫害を受けているの?

 【回答】
 チベット亡命政府が主張するところによれば,強制収容所では年間8000人以上のチベット人が死亡しているということです.
 拷問や死刑,傷害致死,自殺などによるチベット人の死者も多く,亡命政府によれば1949年の中国による占領から1979年までに,約120万人が死んだということです.
 これに対して中国政府は,そのような数字を全く発表していませんが,数字がゼロではないことだけは確かでしょう.

「ぐんじさんぎょう」,2008/3/19

▼ かってチベット全土に3000以上あった寺院が,文革終了時にチベット自治区内で8つまで減った(これは中国自身が発表した数)事をしても,文化抹殺が行なわれていない訳無い,

軍事板

 現在でも下のような弾圧が公然と行われています.

●中国共産主義イデオロギーに反するような意見はどんな表現であっても,逮捕の対象となる.

●中国政府は,ダライ・ラマ法王に対する忠誠心,チベット民族主義,およびあらゆる反対意見を組織的に覆い隠している.

●チベット人は,恣意的な逮捕・拘禁をされている.

●現在収監されているチベット人達は法的代理権は与えられず,また中国の訴訟手続きは国際基準を満たさないものである.

●国際の拷問等禁止条約に矛盾しているにもかかわらず,中国の刑務所や拘置所では,今でも拷問がはびこっている.

●チベット人女性は,不妊手術・避妊・中絶手続きを強要する対象にされている.

●生計困難,不十分な設備や差別的な方策のため,多くのチベット人の子供達は,適切な健康管理や就学の権利を与えられていない.

●政治的理由による投獄率が,その他の中国支配下の他の地域に比べ,はるかに高い.

●子供でさえ,言論の自由に対する中国の抑圧から免除されることはない.18歳未満のチベット人の政治犯がおり, 子供の僧尼たちは自分達の宗教施設から ことごとく放逐されている.
 中国は近年,チベットは非仏教地区になりつつあると宣言した.

●強制収容され,詳細な拘留理由も明らかにされることなく,失踪を余儀なくされるケースが続出している.

●パンチェン・ラマ11世は,1995年の報告以来,行方不明のままである.

●70パーセント以上のチベット人は 「チベット自治区」に住んでおり,現在,貧困線(最低限の所得水準)以下の生活をしている.

世界史板

▼ 以下は野口健(アルピニスト)の目撃証言.

[quote]

 野口さんは昨年,チベット側からエベレスト登頂に成功されました.チベット人との交流も深いと思いますが,今回の事態をどのようにご覧になっていますか.
 
 野口 はっきりいえば,こうなるのは時間の問題だと思っていました.中国の警察が木の棒でチベット人を引っぱたく光景をよく見掛けましたから.
 
 山際 日常的に,そういう行為をやっているのですか.
 
 野口 そう,しかもそれはラサに限りません.浮浪者のような人が寝転がっているだけで殴る.それが常態化しているんです.

[/quote]
―――2008年4月10日 VOICE

▼ また,以下のような報告もある.

[quote]
強制移住で「中国化」進む チベット遊牧民の人権報告
2007/06/18 17:56,共同通信


 【北京18日共同】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は18日までに,中国西部で伝統的な放牧生活を続けるチベット民族が都市部に相次いで強制移住させられ,チベット遊牧文化の衰退と同民族の「中国化」が急速に進んでいるとする報告書を発表した.

 同団体は,強制移住政策の背景について「(中国化の推進で)チベット民族の独立運動を弱体化させ,封じ込めようとする中国政府」の思惑が透けて見えると指摘.
 また放牧地には,上海などから採鉱業者が進出し環境破壊をもたらしているなどとして「遊牧民は深刻な人権侵害を受けている」と警告した.

 報告書は実際に移住させられた遊牧民約150人の証言や中国国内の研究論文などをもとに作成.強制移住は2000年以降,チベット自治区と青海,四川など4省にわたる広い地域で実施されていると結論 付けた.
 中国政府はチベット民族の移住人口を公表していない.

[/quote]

▼ 昔,中国国内で出版されていた16年前の地図帳買って持ってるんだけど,チベットの人口推移は
1737年 約800万人
1935年 372万人
1959年 119万人
(中国地図冊 中国地図出版社編制 新華書店北京発行所発行 1992年版より)
って書いてあるんですけど.

 中共の虐殺すご過ぎ!

 ちなみにチベットの人口推移は,この本の2008年度版では削除されてます.(ガクブル

♭音叉♪ ◆G/JcaNAaJs in ニュース極東板
(他板より転載)

▼ 〔中国地図冊の〕画像データが〔手に〕入りました.
faq61t03.jpg

 なんか,この画像には,中共が統治した後,人口が増加したと書いてあるらしいですが,中国語が読めないのでよく分かりません.

ヨッチ in FAQ BBS

 そりゃ,中国人をどんどんチベットに移住させていますから,「総」人口は増えるでしょうね.

 【関連リンク】
「アジアの真実」:・人口が114万人に対し120万人虐殺は嘘 〜中国の主張する稚拙な数字トリックを暴く〜


 【質問】
 中国支配下のチベットで行われているのは,民族浄化か?

 【回答】
 民族浄化と言うより,ジェノサイド,エスノサイドと呼ばれるべき性格のものである.

 民族浄化(ethnic cleansing)という語が人口に膾炙し,多くの場面で使われるようになったのは,ユーゴ解体に伴う内戦の最中の事だった※1.

 もともとこの言葉は,第二次大戦中のクロアチア独立国(NDH)における残虐行為を指して使われた言葉だった※2.
 それが,「自国領」からの異民族の強制的な排除とそれを伴う戦争犯罪に対し用いられる一般的概念へと変わっていった.

 今のところ,ぼくは「民族浄化」について次のような定義が最も妥当だと思う.

------------
 [……]「民族浄化」とは,エスニックな特性によって定義された民族が国家主権の基礎となるという国民国家理念に基づいて,こうした国家を建設,強化,維持,拡大するために,その現実,もしくは潜在的な領土となる領域から,主権民族の構成員以外の人々を,強制力を行使しつつ排除する行為である.
 つまり,民族浄化とは,没歴史的な集団移送全般を意味するものでも,逆にジェノサイドの特殊な一形態でもなく,近代国民国家が内包する特有の病理である.
 この病理には,従来,住民の強制移住として描写されてきた現象やジェノサイドとみなされてきた出来事だけでなく,国民国家建設運動にともなって生じる草の根からの民衆の暴力と略奪,および,それを容認,事後承認する非積極的な国家の政策も含まれる.[……]※3
------------

 また,民族浄化の定義については以下の論考も参照.
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/~shiokawa/ongoing/notes/ethniccleansing.htm

 さて,チベットで行われている中国政府による一連の残酷な政策は,「民族浄化」と形容される事がある.
 しかし,その言葉を用いる事は果たして妥当なのだろうか.

 中国は「チベットは中国固有の領土だ」と主張している.
 しかしその一方で,中国は多民族国家だとも標榜している.
 中国がチベットの伝統文化を抑圧し,大量の漢民族を入植させているのは,そこが「漢民族の領土」だからではない.

 ぼくはそのような事例に,「民族浄化」という語を当て嵌めるのは不適当だと思う.

 民族浄化とは,例えばホロコースト,住民交換,東方ドイツ人の追放などのような行為を言うのであって,中国のチベット支配はその概念から微妙に外れている.
 中国は,「漢民族の国民国家」建設の為に,チベット人を排除している訳ではないのだから.

 チベットで起きているのは,ジェノサイドでありエスノサイドである.
 チベット民族の存立の基盤を,物的・精神的に破壊し,その再生産を不可能なものにしようという営みは,そう形容されるべきである.
 中国の支配はチベットを植民地化し,その魂を奪おうとするもので,絶対に許されない.
 だが,それは,「民族浄化」とは呼べない.

※1:その語が広められる経緯については,高木徹『ドキュメント戦争広告代理店――情報操作とボスニア紛争』講談社,2002を参照.

※2:クロアチア独立国における残虐行為については,第二次大戦下のユーゴスラヴィア - Danas je lep dan.を参照.

※3:佐原徹哉「民族自決と『民族浄化』――ある翻訳の帰結」真島一郎編『だれが世界を翻訳するのか――アジア・アフリカの未来から』人文書院,2005,pp.195-196.

「ストパン」,2008/11/08
青文字:加筆改修部分

 これもちょっと時機を逸してしまいましたが,今,チベットで起きている事.

------------
農村地域に住む63%以上のチベット人,共産主義村へ移住 - ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

 中国政府が推奨する「2006−10共産主義村政策」のもと,チベット自治区に住む170,000世帯の農民および遊牧民860,000人が新住居へ移ったと新華社が27日に伝えた.
 この政策により,2008年には57,800世帯の農民および遊牧民312,000人が移住させられている.
 この政策は,2010年までに,220,000世帯,すなわちチベット自治区に住む80パー